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秋田◆羽州/秋田へ熱い夏の旅 ~その1~【いくぞ北東北!中村所長・ふるさと随想録】

この記事の投稿者: 八ヶ岳事務所・中村健二

2019年10月21日

今年の8月15日は、台風10号からの湿った暖かい空気が流入した影響でフェーン現象が起こり、秋田県北秋田市鷹巣(たかのす)は最高気温38.4度を記録した。その日全国で第3位の記録だという。

私はこのニュースを山梨から東京に向かう車内のラジオで聞いていた。「鷹巣」という地名を知っているリスナーがどれほどいらっしゃるのか、という疑問はさておき、ほんの1週間前に仕事で訪れた場所が天気予報ではあっても全国放送で流れたことに、なぜか少しばかり胸を張る心持ちがしたのだ。

あの日の奥羽本線・鷹ノ巣駅前は閑散とし、残暑の西日は厳しく、弘前に向かう乗客は数名ほど。こんな情景が蘇ってくるとともに、地元の高校生たちが推薦するラーメン屋には行けなかったなどと、少しばかりの後悔の念を抱きながら電車に乗り込んだ。

駅のホームには綴子(つづれこ)地区自慢の直径3.7mほどもある世界一の一番太鼓の模型がどーんと陣取っている。いま、この北東北が熱い。大館能代(おおだてのしろ)空港の北西に広がる伊勢堂岱(いせどうたい)遺跡は、今から4000年ほど前の後期縄文時代の遺跡だ。

▲はるばる来たぜ「伊勢堂岱遺跡縄文館」

縄文館と遺跡群では、北秋田市の中高生がボランティア活動の一環として訪問客の対応に当たっている。遺跡群に向かう道中にはサケの遡上する小川、その近くの沢筋には熊も生息しているという。万が一のため、私のような訪問客は鈴を渡され、その後ろには用心棒よろしく屈強な事務所スタッフも帯同する。

四つのストーンサークルがあるのは高台の眺めの良い場所だ。彼方には白神山地も広がっている。直径30mほどの輪を形成する無数の石は、ソリ状の運搬機によって運び込まれたという。その轍が今も残る。

大小の長方形をしたそれぞれの石はある規則性を持って並べられ、そこが「古代の祭祀」をつかさどってきた特別な場所であることを表している。縄文人の住居跡などではないのだ。

この地域に出土する一級の遺跡群は、県を超え津軽海峡を超え、北東北と北海道の南部に燦然と輝く歴史の中心地として、今ふたたび脚光を浴びはじめている。そして2021年のユネスコ世界文化遺産登録を目指すため、最先端で活躍しているのが4000年の歴史を知るこうした地元の中高校生たちなのだ。(つづく)

▲縄文館でガイドのボランティアをする地元高校生。

※北秋田市:平成17年に北秋田郡の鷹巣町、合川町、森吉町、阿仁町が合併して誕生。県の北部中央に位置し、西から南に秋田市、東に大館市・鹿角市、南に仙北市に接する。

中村龍潭寺

山梨◆北杜市/ポール・ラッシュ祭~八ヶ岳カンティフェア~【巡り巡って北杜市探訪記】

この記事の投稿者: 八ヶ岳事務所スタッフ

2019年10月18日

カンティフェア(County 郡、Fair 祭り)は、古くからアメリカで広く行われている「収穫感謝祭」です。清里開拓の父「ポール・ラッシュ博士」が、戦後「明日への希望」を持って、厳しい現実に挑戦するすべての人々を励ますために始めたのがきっかけです。

博士の没後、1989年に再開され、現在では2日間で3万人を超える来場者と、100を超える出店ブース、ステージパフォーマンスやトラクターパレードなど、八ヶ岳南麓の豊かな自然と高原文化にふれる一大イベントとして親しまれています。(八ヶ岳事務所 大久保武文)

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ポール・ラッシュ祭~八ヶ岳カンティフェア~2019
期日:2019年10月19日(土)20日(日)   
10時~16時30分(日曜日は16:00)
場所:山梨県北杜市・清里清泉寮前広場

詳細:https://countyfair2019.seisenryo.jp/
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※台風19号の影響により中央自動車道が通行止、中央本線、特急あずさ、かいじが運休しています。開催の有無については主催者発表のものを随時ご確認ください。

栃木◆那須/那須の大自然の素晴らしさを【地域店・日々の業務より】

この記事の投稿者: ふるさと情報館・那須店 / 高久 重廣

2019年10月14日


その昔、那須の温泉湯治場は、農繁期が終わると疲れた体を癒すための、長期滞在の湯治客で賑わっていました。

そして大正15年に那須御用邸が建てられた事ですっかり様変わりし、豊かな自然が評価されたことで、別荘地開発が始まり、数多くの企業等の保養所や個人の別荘が建てられました。こうして那須は「温泉湯治場」から「ロイヤルリゾート那須」へとイメージチェンジしました。

昭和天皇は、毎年夏になると長期滞在(7月半ば~9月初め頃)され、私もその当時、自治消防団の要請で御用邸敷地内の警備の当番で何度か出動しました。警備の詰所がある場所は入口部分にあり、手付かずの原生林で自然がいっぱいでした。


ちなみに我がふるさと情報館・那須店事務所前の水路は、苦戸川の支流で、水源は那須岳中腹にあり、広大な御用邸の中を流れ、我々農家の米作りに大切な水路です。御用邸の内部には一般の方の入場は禁止ですが、苦戸川水利関係者は年2回の水路手入れの為、許可を得ての立ち入ることができ、未開発の自然林を堪能できます。

この町に生まれ長年住んでいると、四季の移り変わりなど気にせず、当たり前と思い過ごして来ましたが、近年は那須の大自然の素晴らしさを再認識しております。(那須店 高久 重廣)

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宮城◆白石蔵王/贈与税ミス2(前回に続く)【蔵王ツーリズム・遠刈田からの手紙】

この記事の投稿者: 白石蔵王駐在/渡辺 和夫

2019年10月10日


贈与税は、一年間にもらった財産から基礎控除額の110万円を差し引いた残額から速算表にもとづく贈与税を計算し、納税します。つまりもらった財産が110万円以内なら贈与税はかかりません。

ちなみに「20歳以上の受贈(私の次男)が直系の尊属(私)からもらったとき」の「速算表」で計算すると、私の横浜の自宅の土地は、概算で(450万-110万)×15% -10万で41万円が贈与税となるのですが、わたしは毎年4月に横浜市から送られてくる「固定資産税納税通知書」の表紙にある「課税標準額」の土地74万円と、家屋120万円の数字が贈与税計算の根拠だと早とちりしてしまいました。

ですから、家屋と土地を正月を挟んで2年に分け、「基礎控除額110万円」を2回使えば、家屋も土地も、ほとんど贈与税の対象から外れると勘違いしてしまったわけです。家賃も税金もなしで、住まわせている息子に、負担をかけず、その家を譲れると、ずいぶん甘い決断でした。(初年度に払った家屋分は基礎控除額110万円に近い評価額でしたから、贈与税はほとんどかかりません)

土地の評価額は、政策上6分の1に減額されているということですから、私が息子に伝えていた贈与税の当初の額も6分の1に過ぎません。結局、今回の贈与で息子が払った費用は登記の諸費用も含め60万円近く。古びた中古住宅を押し付け、法外の出費を求めた一件にしてしまいました。(白石蔵王駐在 渡辺和夫)

(前回の記事へ)

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☆渡辺さんが経営する宮城蔵王・遠刈田温泉郷ペンションそらまめのホームページ
http://www.soramame-p.com/
「ペンションそらまめ」で検索できます。

ペンションそらまめ

☆ふるさと情報館でFacebook ページ始めました!/田舎でお店を開業された方は本誌及びFacebook ページでご紹介させて頂きます!

埼玉◆飯能/必ず寄りたいご当地有名店【本部スタッフ・食いしん坊万歳!】

この記事の投稿者: ふるさと情報館・本部スタッフ

2019年10月7日


群馬県や埼玉県に広がる「関東ローム層」は、稲作よりも良質な小麦栽培に適し、古くから日常生活にうどん文化が根付いている。一般家庭でもうどんを打つ習慣や客人をうどんでもてなし、群馬出身の私の母も、上京の際に持参した製麺機でうどんをうっていた記憶がある。

特に多摩川と荒川に挟まれた「武蔵野台地」は、東京の多摩地区と埼玉県西部一帯を指し、現在でも「武蔵野うどん」と称されるコシの強い風味豊かなうどんのお店が多い。豚肉やネギの旨味とダシの利いたつけ汁に絡め、豪快にすする「肉汁うどん」が「武蔵野うどん」の定番メニューだ。

今回ご紹介したいのは埼玉県飯能市の代表的なお店「古久や」さん。西武線飯能駅北口より広小路交差点まで約500m、そこから約100m路地に入ったところにお店はあり、江戸後期といわれる街道筋の古民家そのまま、昔ながらの土間と座敷空間も一見の価値がある。

11 時から14時過ぎまでの約3時間の営業だが行列は絶えず、子供の頃、親族一同が集まった祖父母の家の記憶といつも重なる。車の方は駐車場が7台分あるが、前面道路が一方通行なので早めのチェックがポイントだ。(本部 星野努)

▲うどんは「あつもり」も可能だが、冷水で締めたうどんの方がオススメ。

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「古久や」
住所 埼玉県飯能市八幡町6-9
営業時間 11時~14時10分(L.O.) 
※日曜定休

東京◆本部/みりんは10%、みりん風調味料なら8%【本部スタッフ・日々の業務より】

この記事の投稿者: ふるさと情報館・本部スタッフ

2019年10月4日

『月刊ふるさとネットワーク』が全ページカラー化してから3カ月がたちました。敷地の様子や室内の状況が分かりやすくなり、よりお楽しみいただけるようになったのでは、と自負しています。

さて、いよいよ消費税が10%になりました。私にとっては今回の消費税の改定はややこしすぎる!というのが正直な感想です。店内の食事は10%、テイクアウトなら8%。みりんは酒類で10%、みりん風調味料なら8%。頭の中は大混乱です。

なんであれお得に買い物をしたい!と思うのは当然の事ですが、大きい出費を伴う買い物は「思い」のタイミングも大切だと思えます。不動産を購入するにあたり、本誌の物件本体の価格は記載通りですが、購入に伴う費用(媒介手数料・登記費用等)が10%消費税の対象となります。物件との出会いは縁物。「これだ」と思う物件がありましたら、ぜひ、お問い合わせ下さい。(本部 杉田 玲子)

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山梨◆八ヶ岳/爽秋のみぎり・10月のお知らせ【八ヶ岳南麓・高根の里だより】

この記事の投稿者: 八ヶ岳事務所スタッフ

2019年10月1日

例年9月下旬に初冠雪を観測する富士山に続き、この10月は南アルプスの甲斐駒ヶ岳でも初冠雪を迎えます。昨年は10月21日と平年より6日ほど早かったようです。また、この時期は日本の山岳地帯の名山でも冬の始まりを告げる初冠雪が多くの地点で観測されます。

「収穫の秋」、「実りの秋」の本番を迎え、野良で西日を背に精を出す人々が見られます。北杜市長坂町小荒間地区の30町歩あるといわれる畑では、蕎麦の刈り取りにコンバインもフル稼働。ここで収穫された蕎麦は「上の畑」に隣接してある「そば処・三分一」でこの秋とびっきりの新蕎麦を味わうことができます。

また、八ヶ岳南麓は寒暖差が大きいことや日照時間が長く晴天率の高いことなどから、今月下旬には山肌一面に広がる「錦の紅葉」が見られます。一般的に最低気温が8度を下回ると一気に紅葉が進むといわれ、毎年清里の赤い橋には多くの観光客が押し寄せてきます。私のオススメは、須玉町のみずがき湖から瑞牆山に向かう途中から左折し、信州峠に続く道中です。目線の先に岩肌が眼前に大きく広がる様は圧巻です。

帰りは野辺山経由でいっきに山を駆け下りてきます。かつて写真家の藤原新也が「朽葉色」と呼んだ紅葉ですが、八ヶ岳南麓では「艶葉色」とでも言い換えることができそうです。この時期の現地見学は着帽、上下厚めの服装の上驟雨対策で雨具のご用意もお忘れなく。

◆山梨で子育てを! 甲斐適生活相談会
残暑きびしき甲府盆地の県庁・防災新館の一室では、この秋からの相談会について真剣な討議が行われていました。官民挙げての移住定住応援隊である当会も発足して今年で10年目を迎え、いささかマンネリ化が続く状況・・・。それを打破するにはかなりテーマを絞った相談会に衣替えしていく必要があり、「県内自治体」と「民間企業」そして「都会に暮らす人々」が、この「山梨」で共に豊かな暮らしを目指していくため、東京の隣りの自然豊かな「山梨」で、今回は子育てしている人の話が聞ける移住相談会をします。

それが来る10月6日(日)東京・有楽町のふるさと回帰支援センターにて行う相談会です。

どういう相談会か?

「移住」や「定住」という言葉は極力使わない、「廃屋」のイメージが強い「都会の空き家」ではなく「田舎の家(ガーデンハウス)」の活用法。「ご意見拝聴の講演会」ではなく、「パネリストとひざを交えた小部会制」への移行。要は参加型の相談会を考えております。

皆様の積極的なご参加をお待ちしております。
お問い合わせ:山梨県総合政策部地域創生・人口対策課 (電話055-223-1850)
またはふるさと情報館八ヶ岳事務所 (0551-46-2116)

◆田舎物件と消費税
今月より消費税が10%にアップしました。それに伴い不動産の仲介手数料や所有権移転に伴う司法書士の報酬額等も2%分が加算されます。なお、売主が商人ではなく個人である中古物件の売買に関しては不動産価格に消費税は適用されません。

(八ヶ岳事務所 中村健二)

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★☆★遠方からの物件見学の際は、「田園暮らし体験館」がお得です!


<田舎暮らし体験館とは>

ふるさと会員の皆さまに田園暮らしを体験していただくために建てられました。「リタイヤ後の田園暮らし」にふさわしい快適な住まいを求めて設計した「ラーバンシリーズ甲斐/大屋根の家」。夫婦二人の生活は1階で簡潔、2階は週末に訪れる子供や孫たちの「夢のある空間」。都市の農山村を結ぶあたらしい二世帯住宅の提案です。約180坪の敷地には、野外テーブルや菜園。テレビやラジオのない中、お料理もご自分で。夜は町営温泉でゆったりと、また満天の星空を眺むるのもよし。ご自由に「田園暮らし」をお楽しみください。

◆空き家大募集中! 八ヶ岳岳事務所には「一般社団法人空き家相談士協会」認定の空き家相談士が常駐しています。相続手続きや農地や山林、築100年以上の母屋の有効活用など空き家に関する相談を承っております。(要予約、相談無料。担当は中村

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三重◆紀伊長島町/ふらり町並み探訪・門口にかかるお伊勢さんのしめ縄【本部スタッフ・出張旅ガラス】

この記事の投稿者: ふるさと情報館・本部スタッフ

2019年9月30日

▲「笑門」の護符のある「しめ縄」。

和歌山県・「新宮(しんぐう)駅」から東京まで直行で帰った時の話です。午後1時26分に「新宮駅」を出発すると、名古屋に着くのがなんと午後7時30分。途中半分以上が各駅停車の上、3回の乗り換えがあり、乗り継ぎに数十分の待ち時間が発生します。(出張なのに『青春18きっぷ』の行程ペースです!)

途中の「紀伊長島駅」で73分もの乗り換え時間があったので、あてもなく散歩してみました。(※時間帯によっては直行便の特急もありますのでご安心を)

駅周辺は商店もなく通行人も少なく、静かな町でした。ふと町並みに目を見やると、ある家の玄関に「しめ縄」を発見。正月でもないのにと不思議に思って見渡してみると、軒並み商店、民家に限らず、実に半分以上の門口に「しめ縄」が飾ってありました。

関西地方の「しめ縄」と似ていますが、違うところは「笑門」や「千客万来」などの文字が記されていること。後で調べたところ、「須佐之男命」をもてなした「蘇民将来子孫家門」の神話に因んだもので、なんと1年中飾っておくものだそうです。「しめ縄」って意外に長持ちするんですね。

なおこれは「お伊勢さん」だけに限定されるものでなく、ほかの地域でも飾って良いそうです。縁起ものですから、来年の正月には玄関にこんな「しめ縄」を飾ってみてはいかがでしょう。(本部 山中準一)

JR紀伊本線「紀伊長島駅」