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東京◆本部/最近映画を観てますか?【エリア担当・肝心閑人閑話】

この記事の投稿者: ふるさと情報館・本部スタッフ

2019年11月12日

先日「パッセンジャー」(2016年公開)という洋画をケーブルテレビで見ました。月に5本は映画を見る私ですが、この作品を見終わった後「自分が主人公だったら・・・」と考えさせられました。

大まかにストーリーを説明しますと、

未来の地球が住めなくなり、限られた人間が宇宙船で120年かかる星へ移住する途中、30年後に一人だけ睡眠カプセルの故障で目覚めてしまう。さあ、残り90年をどうしようか、と自暴自棄になっていたら、乗客に好きな女性がいることを知り、睡眠カプセル壊し起こしてしまう。彼女には事故と偽って。その後二人に愛が芽生えたり、大ゲンカしたり。最後は二人で力を合わせて宇宙船を直し、そのお陰で乗客は無事移住星へ到着する、勿論、二人はもういない。乗客はそんなことがあったなんて知る由もありません。

というハッピーエンド?なのかどうか・・・。

※写真と映画の内容は関係ありません。

確かに、「宇宙船でたった一人、しかも生きて移住星まで行けない」と分かったら頭はおかしくなるでしょう。せめて好きな人と一緒なら何とか生きられる、でも起こされた人にとってはたまったものではない、と。

自分が同じ境遇にあったら・・・とは言っても、そんな時代が来るかどうか、そもそも自分が移住者リストに入れてもらえるかどうか。色々考えさせられる面白い映画でした。(本部 金澤 和宏)

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長野◆青木村/上田青木店、開設いたしました【東信州・小県からの業務日誌】

この記事の投稿者: ふるさと情報館・上田青木店・

2019年11月8日


この度、松茸の産地として有名な東信州青木村に「ふるさと情報館・上田青木店」を開設しました。所長を務めることになりました山本幸哲です。どうぞよろしくお願いします。ふるさと情報館のお手伝いを始めて早くも18年が経ちますが、息子(大智・だいち)夫婦と一緒に四季折々の景色や生活、イベント情報などをタイムリーにお送りしたいと思いますのでご期待ください。

また、皆様が田舎暮らしの中で叶えてみたい夢の実現に向けて、魅力ある物件の提供やご案内をしていきたいと思います。東信州は降水量が少なく、日照時間が長く、湿度が低く、朝夕の温度が大きく爽やかです。また、地震が少なく災害に強い所です。

自然も豊かで、特にきのこの種類は豊富でおいしいきのこがたくさん採れます。りんごや果実も多く、秋の味覚には事欠きませんので是非一度おいで下さい。スタッフ一同お待ちしております。(ふるさと情報館・上田青木店 山本幸哲)

栃木◆那須/広がる枝豆の輪と孫田の稲刈り【那須・高久の里山日記りたーんず】

この記事の投稿者: ふるさと情報館・那須店/高久 タケ子

2019年11月4日

9月21日 枝豆の収穫祭

「まだちょっと早いが、そろそろ食べられますよ?」という枝豆解禁日です。台風17号の影響で夕方から雨の予報でしたが、何とか免れたようで、都合の良い人達14名が集合しました。

旬の野菜で作った田舎膳に名人達の手打ちそばが加わると「うわ~っ!? 贅沢っ!」という声が上がります。その後、お皿にてんこ盛りの枝豆がテーブルの上に載ると、「うわ~っ!初物っ?!」と言うと同時に手が伸びました。

それからは静かになり「止まらな~い?!」と言う頃には、それぞれの前にどっさり溜まった食べ殻に笑って誤魔化す人もいました。

次の週末、船橋から日帰りで収穫に来たご夫妻は、朝4時に出てきたそうです。もう何年も参加しているので、要領良く枝豆の葉っぱを落としコンパクトにして、お米30㎏の紙袋に4個詰めたとか・・・。

それらの半分は首を長~くして待っているお友達に配り、後の半分は自分の家で消費するらしく、枝豆大好きな息子さんがいるのであっという間に無くなるそうです。

毎年知り合いに送る人が、今年も空箱8個並べて、手塩に掛けて育てた枝豆の葉っぱを落とし、発送の準備をしています。送り先から「ありがとう~今年も甘くておいしいよっ!」と言われると、「嬉しくて毎年送っちゃうんだよね!?」とせっせと荷造りをしています。

それぞれ自分の畝から収穫していると、実がいっぱい付いた枝豆を持っている人を発見。その人に秘訣を聞き出すと、ひと手間掛けたとか・・・。「次回は真似しようね?」ということになりましたが「あれっ? ずっと前に誰かやったよね ? その時どうだったの?」と聞いても、誰も覚えていませんでした。

後日畑に残っている枝豆を収穫に来た方が、宅急便で20数個送ると、自分の畝だけでは足りないので隣の畝から少し頂いたとか・・・。そのお礼に自分の畝と一緒に管理していたそうです。お互い様の関係がこの畑のあちこちで生まれ良い関係を築いているようです。

今年初めて参加した方は2人で、ずーっと前にこちらに移住された方と、越谷から毎年味噌作りに来られる方です。もうすっかり地元の人になった彼は、夕方収穫に来たので声を掛けると「今夜は仲間が集まるので枝豆メインの酒の肴で宴会をやるか・・・素材がいいのでこのまま茹でて食べるのが一番最高に旨いよ!酒が進むぞー」と言っていました。

越谷の日帰りの方も収穫して家に持ち帰りすぐ食べたらしく「今までにない味わい!」とのメールが届きました。枝豆を手入れした人達ばかりではなく周りの人達も枝豆を食べて幸せ気分になっている様子に何より喜んでいます。

9月28日 孫田の稲刈り

浦和に住む長女の家族は自分達の食糧米にと、事務所横の小さな田んぼを孫田(孫達の田んぼ)として、田植えと稲刈りに来て田んぼの仕事をやっている。今年も長女夫婦と孫娘(中1)の3人で、朝8時ちょっと過ぎに到着し身支度を整えて急いで田んぼへ行く。

気合いを入れて作業開始!でも昨日機械で稲刈りし、ハサを作って掛けるだけに準備しておいたので、アッという間に掛け終わってしまいました。

孫娘は、いつもお姉ちゃんのやっている仕事の一輪車で稲束を運ぶ役目を躓きながらやっていました。刈り残しや落穂を拾い集めて束ねるというと手間のかかる仕事も終え、滞在時間2時間という超特急で農作業を済ませました。帰りしなに「まるで台風の様だね?」と長女は笑いながら言って家路につきました。

10月5日

稲刈り予定日でしたが、台風の影響で昨日すごい雨が降り、田んぼに水が溜まり明日に延期になりました。午後ちょっとだけ稲刈りを始めたが機械が泥にはまり、不調になりそれを運転していた我が夫も泥に足をとられて歩行がままならず体の不調を訴えました。

そして「機械も俺も限界だ?!」と悲鳴を上げた。天候不順にずーっと悩み機械と自分の体力を考えると、潮時を感じたのか今年限りと断言しました。この日のためにと買い集めた食材で予定の料理を作り、稲刈りのために駆け付けてくれた方々にお持ち帰りをしてもらいました。

昨夜鎌倉から来た次女は、背負って来たリュックが帰るときははち切れそうにパンパンでその他に手荷物もあります。これだけあれば、しばらく食べられるな?!」と言った後で「家まで辿り付けるかな?」と心細げにつぶやいた娘に「欲が手伝ってくれるから何とかなるよ」と無責任な声掛けをしたが、もう欲と2人連れのたくましい後ろ姿に安堵しました。(那須店 高久タケ子)

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山梨◆八ヶ岳/暮秋のみぎり、11月のお知らせ【八ヶ岳南麓・高根の里だより】

この記事の投稿者: 八ヶ岳事務所・中村健二

2019年11月1日


季節の変わり目を告げる風が、冬の終わりなら「春一番」、秋の終わりなら「木枯し一号」。「一番」というと 「お墨付き」のようで、「一号」というと「この先まだ強い北風が吹きますよ!」という覚悟を植え付けているようでおもしろい。「木枯らし」の条件は厳密で、東京方面では次のとおり。

1)時期は10月なかばより11月いっぱい。

2)西高東低の冬型の気圧配置。

3)東京の風向は西北西から北方向。

4)最大風速が、おおむね風速8m/s 以上。

山梨県内では昨年1日に「初霜」、15日に「初氷」を観測しており、農家ではこの時期も気象状況に敏感になっている。アメダス大泉の観測所では(標高867m)、昨年11月の最高気温21.0度、最低がマイナス2.0度。月平均9度で平年よりやや高めであった。日照時間が191時間、降水量は16ミリと内陸性の乾燥した晴れの気候が続く。「八ヶ岳ブルー」と呼ばれる澄み渡った青空のその先に富士山、甲斐駒ヶ岳、八ヶ岳、瑞牆山(みずがきやま)などの四方の雪を抱いた名山が一望のもとに見渡せる時期がやってきたのだ。

平山郁夫先生が「小海線甲斐小泉駅」から描いた富士山のブルーはもう少し季節が進んだ頃だと思われるが、こうした時期に見学会を行う僥倖にも私は感謝している。

季節とともにあるのが「地域の行事」、毎年11月3日は明野町の「浅尾ダイコン祭り」が行われる。雨の少ない茅ヶ岳の麓では江戸時代から灌漑用水(浅尾堰)を須玉方面より引いてきて地域の農地を潤してきた。

苦労の甲斐あって冬場の保存野菜にも重宝する「浅尾ダイコン」はこうした冷涼で寒暖差が大きく、日照時間が長い南西斜面の当地だからこその農産物だ。その日は瑞々しいダイコンで鍋物を囲む家族が多いという。

この時期の物件見学は朝夕の冷え込みと日中の気温差が20度近くになるため、着帽で上厚手の上着が必要。今年最後の見学会にもお出かけください。(八ヶ岳事務所 中村健二)

◆「山梨まるごと移住セミナー&相談会」

山梨県内への移住を応援する「甲斐適生活応援隊」メンバーである当社八ヶ岳事務所では、このたび都内で行われる下記大規模相談会に参加いたします。八ヶ岳南麓に移住した当社八ヶ岳スタッフが自身の経験をもとに、ご参加いただいた皆様にアドバイスできる機会になればと思います。

新着物件や賃貸不動産を含めた「北杜市空き家バンク」の動向などもご案内させていただく予定です。

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開催日時:11月4日(月・祝)11:00〜16:30
開催場所:東京交通会館12階カトレアサロン(一番広い会場です)
お問合せ:山梨県地域創生・人口対策課(055 ‒223 ‒1850)
または
ふるさと情報館八ヶ岳事務所(0551 ‒46 ‒2116)まで
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★☆★遠方からの物件見学の際は、「田園暮らし体験館」がお得です!


<田舎暮らし体験館とは>

ふるさと会員の皆さまに田園暮らしを体験していただくために建てられました。「リタイヤ後の田園暮らし」にふさわしい快適な住まいを求めて設計した「ラーバンシリーズ甲斐/大屋根の家」。夫婦二人の生活は1階で簡潔、2階は週末に訪れる子供や孫たちの「夢のある空間」。都市の農山村を結ぶあたらしい二世帯住宅の提案です。約180坪の敷地には、野外テーブルや菜園。テレビやラジオのない中、お料理もご自分で。夜は町営温泉でゆったりと、また満天の星空を眺むるのもよし。ご自由に「田園暮らし」をお楽しみください。

◆空き家大募集中! 八ヶ岳岳事務所には「一般社団法人空き家相談士協会」認定の空き家相談士が常駐しています。相続手続きや農地や山林、築100年以上の母屋の有効活用など空き家に関する相談を承っております。(要予約、相談無料。担当は中村

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埼玉◆秩父/秩父ジオグラビティパーク【本部スタッフ・ふるさと見聞録】

この記事の投稿者: ふるさと情報館・本部スタッフ

2019年10月31日

秩父鉄道の終着駅である三峰口駅は旧大滝村(現在は同じ秩父市!)と接し、古くはヤマトタケルの時代より知られる「三峯神社」の麓に位置する。

現役機関車「パレオエクスプレス」が往復し、関東の駅百選にも選ばれた木造駅舎がどこか懐かしく、地元の方々の温かいおもてなしのある日常は、本誌ラーバニスト訪問(P2)でもご紹介済だ。

「三峯神社」では毎月1日に限定の「白い氣守(きまもり)」を頒布し、パワースポットブームから数多くの参詣者が訪れたが、この限定氣守の希望者による交通渋滞の慢性化が問題となり、昨年6月から頒布を休止する残念な結果となった。

とはいえ、荘厳な大自然と景色、そして特別な気候条件で、東京から最も近い絶景の雲海&星空鑑賞ツアーが注目され、また駅前の雄大な荒川渓谷を活かして、「秩父ジオグラビティパーク」が今年の3月にオープンした。

この事業は、埼玉県、秩父市、地元町会、関係団体・企業などで組織される「秩父市三峰口駅周辺荒川利用調整協議会」を中心に展開している事業で、埼玉県の「水辺空間とことん活用プロジェクト」を活用。施設については同協議会による公募によって選定されたという。

旧白川橋の橋脚を使用して架けられた吊り橋を渡る「キャニオンウォーク」をはじめ、渓谷を使った日本初のアクティビティ、是非公式ホームページで確認してほしい。(本部 星野努)


▲ Site Managerの小井土悠さん。

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「秩父ジオグラビティパーク」
https://gravitypark.jp/

岩手◆遠野/近代の神々しい朝の風景に感動いたしまして【みちのく岩手・新遠野物語】

この記事の投稿者: みちのく岩手事務所/佐々木 泰文

2019年10月28日

▲朝日が射し込む貞任高原。

遠野市と釜石市、大槌町にまたがる貞任(さだとう)高原は、その昔の陸奥の雄、安部貞任から由来し、元々は遠野市土淵町の貞任牧野組合が管理する放牧地です。

かつて馬産地として盛んなころは、牛馬の夏山放牧や乾燥牧草の収穫にフル活用されていたのですが、近年は牛馬の減少に伴い未利用地が多くなっていました。

貞任高原

そんな中で、高原の峯を吹き抜ける強い風を利用した風力発電が平成16年から稼働しており、ハブの高さは68m、回転翼(ローター)の直径61.4mと圧倒的な大きさの風車が、遠野側12基、釜石側17基、大槌側14基設置されて、総電力42,900kW、遠野・釜石・大槌のほぼ全域に当たる約3万世帯分の発電量を誇っています。

▲山頂に見える風車の群れ。

この風景は「日本のふるさと遠野」と称している当地域には不似合いな風景と思っていたのですが、先頃、立秋の朝日にけむる風車の神々しい風景に出合い感激してしました。

(みちのく岩手事務所 佐々木泰文)

岩手県の物件一覧はこちら

千葉◆いすみ市/横になったお釈迦様 ~ 行こうぜ!ツーリング南房総!~【全国行脚☆新ライダー伝説】

この記事の投稿者: ふるさと情報館・本部スタッフ

2019年10月25日

▲山間にひっそりと佇む海雄寺。

千葉県いすみ市の中央部にある、万木城近くの「海雄寺」に、横になられたお釈迦様がいます。1990年に、県の有形文化財に指定された涅槃像の造営時期は、1711年~1715年とされ、全長5.16mの大きさ。当然に「重機も無い時代に高台のこの地に運び入れ、建造したな!」と感心するばかり。普段はガラス越しに拝見出来ますが、5月3日の「万木城まつり」(以前にも情報誌の誌面でもご紹介したお祭り)では、一般公開され、近くで拝見する事が出来ます。

▲いすみ市指定文化財の釈迦涅槃像。

千葉県内には他にも館山市の上楽山「萬徳寺」に涅槃仏があります。こちらは、全長16mとさらに大きい物となります。造営は1982年と新しく、500円の拝観料(65歳以上は400円)で見られます。

いすみ市からは外房黒潮ラインを走れば2時間程で到着できますので、両方を見比べて見るのも面白いかもしれません。(本部 長内 望)

osanai-bike-osanai

房総スカイライン・ファントム

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秋田◆羽州/秋田へ熱い夏の旅 ~その1~【いくぞ北東北!中村所長・ふるさと随想録】

この記事の投稿者: 八ヶ岳事務所・中村健二

2019年10月21日

今年の8月15日は、台風10号からの湿った暖かい空気が流入した影響でフェーン現象が起こり、秋田県北秋田市鷹巣(たかのす)は最高気温38.4度を記録した。その日全国で第3位の記録だという。

私はこのニュースを山梨から東京に向かう車内のラジオで聞いていた。「鷹巣」という地名を知っているリスナーがどれほどいらっしゃるのか、という疑問はさておき、ほんの1週間前に仕事で訪れた場所が天気予報ではあっても全国放送で流れたことに、なぜか少しばかり胸を張る心持ちがしたのだ。

あの日の奥羽本線・鷹ノ巣駅前は閑散とし、残暑の西日は厳しく、弘前に向かう乗客は数名ほど。こんな情景が蘇ってくるとともに、地元の高校生たちが推薦するラーメン屋には行けなかったなどと、少しばかりの後悔の念を抱きながら電車に乗り込んだ。

駅のホームには綴子(つづれこ)地区自慢の直径3.7mほどもある世界一の一番太鼓の模型がどーんと陣取っている。いま、この北東北が熱い。大館能代(おおだてのしろ)空港の北西に広がる伊勢堂岱(いせどうたい)遺跡は、今から4000年ほど前の後期縄文時代の遺跡だ。

▲はるばる来たぜ「伊勢堂岱遺跡縄文館」

縄文館と遺跡群では、北秋田市の中高生がボランティア活動の一環として訪問客の対応に当たっている。遺跡群に向かう道中にはサケの遡上する小川、その近くの沢筋には熊も生息しているという。万が一のため、私のような訪問客は鈴を渡され、その後ろには用心棒よろしく屈強な事務所スタッフも帯同する。

四つのストーンサークルがあるのは高台の眺めの良い場所だ。彼方には白神山地も広がっている。直径30mほどの輪を形成する無数の石は、ソリ状の運搬機によって運び込まれたという。その轍が今も残る。

大小の長方形をしたそれぞれの石はある規則性を持って並べられ、そこが「古代の祭祀」をつかさどってきた特別な場所であることを表している。縄文人の住居跡などではないのだ。

この地域に出土する一級の遺跡群は、県を超え津軽海峡を超え、北東北と北海道の南部に燦然と輝く歴史の中心地として、今ふたたび脚光を浴びはじめている。そして2021年のユネスコ世界文化遺産登録を目指すため、最先端で活躍しているのが4000年の歴史を知るこうした地元の中高校生たちなのだ。(つづく)

▲縄文館でガイドのボランティアをする地元高校生。

※北秋田市:平成17年に北秋田郡の鷹巣町、合川町、森吉町、阿仁町が合併して誕生。県の北部中央に位置し、西から南に秋田市、東に大館市・鹿角市、南に仙北市に接する。

中村龍潭寺