「北杜市空き家バンク協力会」のメンバーであるふるさと情報館八ヶ岳事務所(株式会社ラーバン)では、このたび北杜市内の空き家の保全・修理などの相談窓口「ほくと空き家お助け隊」を設けました。(℡0551-46-2116)
「空き家」とは現在住まわれていない住宅で、農家や民家、別荘、アパートも含まれます。全国に空き家は820万戸あるといわれ、山梨県はこの空き家率が全国1位(22%)です。人口の割に別荘やアパートが多いためでもありますが、子供達が都会などに出て同居していないいわゆる独居老人宅が空き家となってしまう可能性が今後さらに増大すると思われます。
当社の「ほくと空き家お助け隊」は、人の住まなくなってしまった北杜市内の空き家について次のような相談をワンストップで受け付けます。
① 家財道具や私物の処分
② 屋根や水道管のメンテナンス
③ 水回りなどの修繕
④ 相続等における司法書士の紹介
⑤ 植栽の剪定・敷地内の草刈り
⑥ 北杜市空き家バンク等への登録
昨年末に山梨県内の大学で行われた「空き家除却と有効活用」に関するパネルディスカッションに私もパネラーとして呼ばれましたが、参加者は研究者、学生、自治体関係者、企業など100名近くにのぼりました。いかに関心が高く切実なテーマであったか、ということを肌で感じた次第です。
また、この5月26日に施行された「空き家対策特別措置法」により、空き家の取り壊しと固定資産税のアップが現実感を伴ってきています。社会的な使命感もおおいに感じつつ、当「ほくと空き家お助け隊」に空き家に関するご相談はお任せください。
八ヶ岳事務所 中村 健二