いよいよ今年の4月にせまった7年に1度に行われる諏訪の「御柱祭」。諏訪大社は上社と下社に分かれていますが、上社の氏子たちは、茅野市内にある本宮と前宮の境内に建てる御柱計8本の曳行を行います。
今回、原村地区の総代とお会いできる機会があり、おもしろい話を伺うことができました。
下諏訪にある下社は、あらかじめ地区ごとに担当する御柱が決まっているのですが、茅野市や富士見町、原村や諏訪市の一部の計8地区から構成される上社の地区の人達は、御柱祭の前にくじを引いて、自分達の曳行する御柱を決めているそうです。
諏訪大社の上社には本宮と前宮があり、社殿の四隅に四本の御柱が建てられています。御柱には、本宮一之御柱から四之御柱、前宮一之御柱から四之御柱までの8本があり、その中でも、本宮一之御柱が一番大きく、各町内の氏子の人たちは誰もが、本宮一之御柱を曳きたいと願っているそうです。
そして、このくじによって、担当する御柱が決められ、集落全体の7年の集大成が結実することとなり、早朝の5時から諏訪大社上社に集まり、本宮一之御柱が引けるように祈願しているとのこと。
何がすごいかというと、各地区の人達は、人数や頻度がばらつきがあるものの、「抽籤式」が行われるまで毎日行われていること!
この「抽籤式」がいよいよ本日、2月15日に行われるそうです。
「本当にそんなことをしているのか?」と興味本位で2月3日の朝の4時30分、上社に行ってみました!
この模様は、『月刊ふるさとネットワーク』にてご紹介したいと思っています!(諏訪エリア担当・星野)
朝の4:30分。あたりは漆黒の闇につつまれた諏訪大社の駐車場。前日の雪と寒空の中、ガセか?と思った矢先!!
あれよあれよと来ました来ました!見てください!この連なる車のライトを。ぞくぞくと車が駐車場に入っていきます!!すごい数ですね。
日の出の頃には、駐車場が満パンです。
鳥居の前に各地域の半被を来た男達が集合中!
いつ始めるのか?
どんなことが起きるのか?