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宮城◆白石蔵王/瀬戸内の小島に1000戸の空き家【蔵王ツーリズム・遠刈田からの手紙】

この記事の投稿者: 白石蔵王駐在/渡辺 和夫

2018年7月30日

逃げ出した一人の囚人を追って、動員された多勢の警官たちの10日間は驚きの光景でしたが、私がもっと驚いたのは瀬戸内の小さな島に、人の住まなくなった家屋が、すでに1000戸以上あったという報道です。

この騒動は高齢・少子の進む、日本の田舎の住宅事情もあぶりだして見せました。世間がそれをそれほど話題にしなかったのは、もう、中山間地の大半では増える空き家が常態化していることを日本人として知っているからでしょう。

「これほどの住まいが、この価格で買えるの?」と思わず食指が動いてしまう物件が、本誌でも以前より格段に増えているように思います。すべての空き家が買い手を待っているわけではないものの、売却を急ぎたい中古住宅同士の競合がきびしくなるのではないでしょうか。

長年の仲介体験から、すぐ売れると思える住宅と、これは売れないと直観できる住宅があるものですが、昨今のような空き家戸数の著しい増加が進むと、仲介業者から対象外として敬遠されてしまう住宅もでてきます。

一昨年、家人が全く住まなくなって売却を決めた農家物件は 1)売れるまでの保守維持費 2)保険や固定資産税の負担 3)いずれ発生する家屋の取り壊し費用の用意、などを冷静に考えたうえで、わずか100万円でという価格で譲渡を早々と決められました。いつまでも売れなければ譲渡益を得るどころか、損を被らなくてはならないという計算をされておられました。(白石蔵王駐在 渡辺 和夫)

 

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☆渡辺さんが経営する宮城蔵王・遠刈田温泉郷ペンションそらまめのホームページ
http://www.soramame-p.com/
「ペンションそらまめ」で検索できます。

ペンションそらまめ

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静岡◆三ヶ日/懐かしき我が故郷のマンガン鉱と還暦祝う花火哉【所長中村・ふるさと随想録】

この記事の投稿者: 代表取締役・中村健二

2018年7月27日


浜松市三ヶ日町は、静岡県の浜名湖北端に位置し、私が18歳までいたところです。同姓同名というご縁か、三ヶ日町観光協会長・中村健二氏から先だってSNSで次のようなDMを頂きました。

「猪鼻湖にそそぐ川の西、旧西部中学校学区内の津々崎地区から宇志地区に渡る赤土の里山には、謎のマンガン鉱があるのですが何かご存知ないでしょうか?」と。

場所はすぐわかり、記憶をたどってみたものの、「かつて近所の幼なじみと「探検」と称してそのほら穴めぐりをしたぐらいしか記憶にはないですねぇ」とお答えしました。だれが何の目的でいつごろまで掘削していたのか、先方のお話では誰に聞いても不明、とのこと。

その謎のマンガン鉱は、通称「切り通し」の国道362号線に面した喫茶店「蔵酒なつめ」の北側・大明神山には縦坑道入口跡がいまだに残っています。出土した岩石はおわん山南側の「三協生コン」へ運ばれていたのでは?と推測しているのが氏の考えのようです。

さて、その三ヶ日町観光協会の最大のイベントが8月5日(日)に行われる「湖上花火大会」。私が中学生のころの「三ヶ日祭り」は姫街道の四辻で山車が引き回され、遠くで花火が鳴っている私も好きなお祭りです。近年は浜名湖周辺の観光イベントとしていつのまにか湖上花火大会の様相を見せています。

今年は特に私の年が「還暦」ということもあって「還暦記念花火実行委員会」から寄付依頼がありました。実行委員長はJAみっかびの代表理事専務の井口くん(偉くなったね)。

私も過ぎゆく夏のひとときを楽しんできます。(八ケ岳事務所 中村 健二)

※記事内の写真はイメージです

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花火カレンダー2018(Walker+×金麦の夏) 
https://hanabi.walkerplus.com/detail/ar0622e01079/

山梨◆白州町/その時期にその場所でしか味わえない~「水信玄餅」【巡り巡って北杜市探訪記】

この記事の投稿者: 八ヶ岳事務所スタッフ

2018年7月23日

「その時期にその場所でしか味わえない」

魅惑的な殺し文句です。北杜市の白州町には、そんな和菓子が存在します。

その名は「水信玄餅」

「信玄餅」といえば、山梨でもっともメジャーなお土産で、ドライブイン、お土産屋で必ず見かけるところですが、この「水信玄餅」はそういった場所では決して販売をしていません。

老舗和菓子屋の「金精軒(キンセイケン)」が販売するお菓子で、6月から8月の土日限定で、白州の本店と韮崎店の2店舗でのみ販売されます。

白州の美味しい水を使った夏らしい清涼感のあるお菓子。水信玄餅の面白いところは、お取り寄せはもちろん、持ち帰りすら出来ないこと。賞味期限が作ってから30分ともいわれる短さで、作りたてをその場で食べるしかありません。見た目も興味深く、変な表現ですが、水そのものの様に見えます。液体の水が、なんだか不思議な力で、寄り集まり、なんとか丸い形を維持しているような感じです。ゼリーとも寒天寄せとも違う、透明感とつるんとした喉越しが魅力的です。

賞味期限が短いのは、この形が維持できる時間が極端に短いからとのこと。日差しが暑いこの時期、この場所でしか食べられない、水のお菓子を求め、多くの人が足を運びます。午前中で完売する場合がほとんどですので、早起きの上、お出かけください。(八ヶ岳事務所 大久保 武文)

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※本店では朝7時ころから整理券を配布。(台ヶ原本店と韮崎店)
金精軒ホームページ
http://kinseiken.co.jp/

東京◆本部/情報誌の進行管理、執筆者とのやりとりより【本部スタッフ・日々の業務より】

この記事の投稿者: ふるさと情報館・本部スタッフ

2018年7月20日


本誌の進行管理を担当するようになって、原稿執筆者とメールでやりとりする機会が増えました。なかでもルーラル・レポートは「田舎暮らし実践者によるリアルなエッセイ」で、原稿から各地の暮らしぶりがリアルに伝わってきます。そしてメールの文面からもよく感じるのは、皆さんとても忙しそうなこと。

都会では「田舎でのんびり暮らしたい」と憧れ、「田舎=のんびり」というイメージを持つ人も多いと思います。私も以前はそんな風に思っていましたが、今は「田舎暮らしは忙しい」という印象にすっかり変わりました。畑に田んぼ、DIY、保存食作り、動物を飼育したりと、活動的な方が多くて驚くほど。それが好きなことをやっている充実した忙しさなので、苦労よりは楽しそうな様子も伺えます。

そんな忙しい中で執筆までされているルーラル・レポートは、実践者ならではの知恵や工夫、お役立ち情報もたくさん詰まっています。たまには本当にのんびり暮らしている方の話も面白そうですが。 (本部 三鴨 玉江)

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山梨◆峡東エリア/西関東連絡道路、延長してます!【全国行脚☆新ライダー伝説】

この記事の投稿者: ふるさと情報館・本部スタッフ

2018年7月16日

国道140号線の北側を通る西関東自動車道路。山梨市から甲府市にかけて通れる無料のこの道は、信号が無く、高速道路の様に快適に走れます。今までは日下部警察署の西側(八幡南ランプ)まででしたが、東側のトンネルも開通し岩手橋付近(岩手ランプ)までの1・6㎞区間が新たに通れるようになりました。

山梨英和大学付近の十郎橋西交差点も左折専用レーンが新たに設けられ、いつも渋滞していた山の手通り方面からの乗り入れも格段に早くなりました。いずれ、西は中央自動車道の双葉ジャンクション、南は中部横断道路の南アルプスインターチェンジ、東はなんと、関越自動車道の花園インターチェンジまで延びる計画があります。

現在は山梨から東京へ向かうには中央自動車道のみで、小仏トンネルの渋滞が慢性化しています。西関東自動車道路が開通する事により、中央自動車道、圏央道の渋滞緩和にもつながり、埼玉方面からのアクセスも格段に良くなります。 全線開通(約110㎞)は、まだまだ遠い話ですが、道路が出来る事により事故や渋滞が減る事は地元住民だけの望みでは無いはずです。山梨と埼玉・群馬との二地域居住だって気軽に楽しめるはず。そんな夢が膨らむ西関東連絡道路。首を長くして全線開通を待ちたいと思います。(本部 長内 望)

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栃木◆那須/力を合わせた田植えと赤空豆のプレゼント【高久の里山日記・リターンズ】

この記事の投稿者: ふるさと情報館・那須店/高久 タケ子

2018年7月13日

さぁ~三世代で孫田の田植です。あと何年できるかな?

5月6日 孫田?の田植え

数年前から事務所脇の3aの小さな田んぼを浦和に住む長女家族に開放し、田植えと稲刈りを孫娘達に体験させています。孫娘達も大きくなり(ことみ高2、きなり小6)、それぞれの都合で昨夜帰省し、今朝は8時から田植えが始まりました。次女きなりは、今まで苗運びや端っこの一列だけとちょっとずつ慣れるための参加でしたが、今年は6年生になったので、いよいよ田んぼの中にデビューです。

皆で一列に並び、田んぼの中へ入る前になると「やっぱりお母さんの側がいい~」とすぐ横に入って植え始めました。何とか皆にくっついて頑張っていたが30分もたたないうちに「何やってんのよ~?」と田んぼの中からお母さんのいつもの声? が飛んできました。どうしたの?と聞くと、ちょっとでも楽に植えられるようにと、分けた苗を前方に株間をとってポンポンと投げ配りそれを植えるという「きなり式田植法?」を考えたとか・・・。努力が苦手のきなりらしいな~と思いました。

その後も「ウワーッ!」と叫ぶので何事かと見ると、泥に吸い付いた長靴を田んぼの中に残し、足だけ抜けてしまったとかで、横にいるお母さんに纏わり付いています。どうも飽きたらしい。何だかんだ言いながら1時間30分くらいで田植えは終わり、頑張ったご褒美のおやつにアイスクリームを出すと、大喜びで食べ始めました。

努力が苦手なきなりは、楽に植える方法を常に考えています。

食べながら「この田んぼでお米どの位とれるの?」ときなりに聞かれたので「お米の袋(30㎏)で4個くらいかな~」というと、娘は「え~っ!家で食べるお米の半年分だよ~!」といって驚いていた。私はそれを聞いて「この小さい田んぼで1年分あると思っていたのかよ~!」と思いましたが、余計なことは言わず黙っていました。家族全員ご飯大好きで食べ盛りの子供のいる家の米の消費量は健康のバロメーターのようで、張り合いがあり嬉しいです(炭水化物をお腹いっぱい食べられて羨ましい)。

5月13日 我が家の田植え

農家の後継者不足はどこも同じで、私達の地域でもほとんどの家が大きな機械を持っている人に農作業を委託しています。我が家でも田植えと稲刈りの作業は知り合いにお願いしています。今年もこちらへ移住された4人の方に苗運びと空箱洗いの応援をいただいて無事終了しました。

我が家の耕作面積は1・6haで、そのうち30aを皆さんの力をお借りしてはさ掛けのおいしい自然乾燥米を作っています。夜はお手伝いいただいた方達と早苗振(※さなぶり)のまねごとで豊作を祈りました。赤空豆 コンニャク作りイベント(昨年11月)の時、船橋から参加された女性から赤い空豆の種をいただきました。

大型田植機に苗をのせるお手伝いです。

秋蒔きの野菜は早目に蒔かないと、発芽しても霜柱に持ち上げられ空っ風に吹き飛ばされてどこかに行ってしまうのが関の山と思いながらもすぐ蒔きました。今までに空豆を作ったことがなくちょっと不安でしたが、本格的な寒さが来る前に発芽して雪の日や凍てつくような厳しい冬を無事乗り越えることができました。春になると急に生育状態が良くなり、可愛い花が咲き、グリーンの莢さやがつき、日毎膨らみもうすぐ収穫できそうです。

初めて作った赤空豆。いっぱい収穫できました。

3月末の「味噌作りイベント」に来られたので赤空豆の畑を見てもらうと、あまりにも貧弱でかわいそうと思ったのか、5月の連休に赤空豆の詰まった莢を沢山持って来てくれました。「生の赤空豆をご飯の中に入れて炊くとおいしいよ」と聞いたのでさっそく炊いてみました。炊き上がりを見てびっくり! まさにお赤飯そのものです。やわらかな甘み、ほっこりとした食感、ご飯にも豆の香りがほんのりとしていてとってもおいしい。赤空豆の豆ご飯を食べるたび「ハッピー」な気分になります。(那須店 高久 タケ子)

※早苗振り(さなぶり):昔は田植えが終わると水口(川から田へ水を引く口)に植えてある苗をとり束ねて神棚に上げ、田の神様に田植えの無事終了を報告して豊作を祈り、酒、魚のごちそうで祝った。

お赤飯のような赤空豆ご飯。食べるたびハッピーな気分になります。

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岩手◆遠野/ふるさと村と虎舞でございます【みちのく岩手・新遠野物語】

この記事の投稿者: みちのく岩手事務所/ 佐々木 泰文・佐々木 敬文 

2018年7月9日

遠野市の北側に位置する附馬牛町(つきもうしちょう)に、「遠野ふるさと村」があります。此処に江戸期から明治にかけて建築された厩舎と作業場及び母家を、鍵形に繋いだ茅葺の南部曲り屋が十棟ちかくも移築されて、清流の小川、水車小屋、蔵、納屋等々が長閑な村の風情を醸し出し、入村する者を懐かしい時代へとタイムスリップさせてくれます。

ここでは五月の連休のメインイベントとして、遠野郷の郷土芸能が出演して観光客を楽しませるのですが、今年も当事務所のある暮坪集落に伝わる郷土芸能の虎舞が招待されて、小生も助太刀で参加して来ました。

虎舞と言えば、岩手では沿岸地区に多く伝わる郷土芸能ですが、当団体は内陸部には珍しいもので、特に梯子かがりは垂直に立てた梯子に「ササラ」という舞手が、虎を相手に舞う姿は、スリル満点のサーカス的な魅力と興奮を与えて、毎回観光客の皆様から盛大な拍手をもらっています。皆さんに喜んでもらうと、たかが助太刀の小生でも芸能者としての満足感は心地よいもので病みつきになるから不思議です。

このふるさと村では、四季折々に遠野郷に伝わる芸能や、濁酒祭り等々の多彩なイベントが開催されますので、是非お寄り頂きたいところです。(みちのく岩手事務所 佐々木 泰文)

「遠野ふるさと村」(岩手県遠野市附馬牛町上附馬牛5−89−1)

宮城◆白石蔵王/天候ばかりは人知の及ばぬ世界にて「蔵王ツーリズム・遠刈田からの手紙」

この記事の投稿者: 白石蔵王駐在/渡辺 和夫

2018年7月4日


※写真はイメージ

山道を軽快な自転車で駆け上がる競技、ヒルクライム。蔵王観光の象徴として町を代表する行事となりました。蔵王の山頂千七百メートルを目指すこの大会も今年で7回目。今年の開催は5月20日。残雪の白壁を縫う山岳コースが人気で、知名度もずいぶんあがりました。

蔵王山の噴火警戒解除が遅れ、参加申し込みの選手が今年は例年より減ったのが残念でした。それでも、役場からの募集に応じ、コースなかばの標高800メートル地点で給水を担当するボランティアチームに加わりました。

当日は早朝4時起き。妻に送られて集合地点でバスを待っていると、入ってきた情報は前線の異常で大会は急遽中止の知らせ。蔵王山は中腹から上が降雪3センチ、道路部分は氷結の通行不可で、選手以下千名のイベントがあっけなく水に流れてしまいました。

陽が昇ると蔵王は今年一番という好天となり、信じられない空模様になりましたが、これだけは人知の及ばぬ世界、来年に期すしかありません。(白石蔵王駐在 渡辺 和夫)


※日本の蔵王ヒルクライム・エコ2018実行委員会のfacebookより
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