ブログ

山梨◆八ヶ岳/あなたの一番好きな季節はいつですか?【スタッフ・日々の業務より】

この記事の投稿者: 八ヶ岳事務所スタッフ

2017年12月26日

八ヶ岳南麓に移住して1年半になり、2度目の冬を迎えます。

避暑地だからこそ、冬の寒さは今まで経験したことない大変なものと覚悟しましたが、いざ過ごしてみると寒さの考えが少し変わりました。

外気温がマイナス10℃を下回る時もありますが、一番冷え込むその時間帯は朝方の暖かいベッドの中。寒冷地仕様の我家の室温は朝方が最低で10℃とそこまで冷えませんでした。また初めて使った薪ストーブは、一般的なストーブに比べ手間のかかるものでしたが、道具を使い込む楽しさがあり、炎にも癒されました。

寒さは家などの仕様で対応でき、楽しむことも出来るのですね。

外は凍えるような寒さでしたが、きりっと澄んだ空気の中で見る、雪化粧した南アルプスと八ヶ岳は、神々しいものでした。

そして温泉の気持ち良さ。露天風呂で芯まで温まり、白い息を吐き出す。寒いからこそ、暖かさをより感じるというのは面白いですね。

移住者の方には、八ヶ岳の一番好きな季節に冬をあげる方が多いそうです。私もその一人で、2度目の冬を今から楽しみにしています。
(八ヶ岳事務所 大久保 武文)

==============================================================
薪ストーブ・暖炉・住まいのグランビル HAMPTON(カナダ)Regency(カナダ) ESSE(イギリス)の日本総代理店
株式会社グランビル

長野◆安曇野/使わにゃ損?!鳥獣害対策に補助金が出ます【ちーまめ安曇野】

この記事の投稿者: ふるさと情報館・本部スタッフ

2017年12月22日


田舎暮らしを語るうえでたびたび話題に上るのが、「獣害とその対策」。安曇野市の穂高有明地区を例にとれば、シカ、イノシシはあまり見られない一方、サルに遭遇することは間々あります。

安曇野市には、鳥獣被害防止対策への補助金制度があります。対象となるのは、獣用の侵入防止柵(電気柵、金網柵およびネット柵のみ)、侵入防止装置(電子防鳥機、大型回転体による防鳥機、音波による鳥獣駆逐装置)です。各々、補助率と限度額は下記のとおりです。(平成29年11月現在)

●侵入防止柵  柵の設置に係る資材購入費に対し、補助率:2分の1以内  限度額:10万円

●侵入防止装置の設置  装置の購入費に対し、  補助率:3分の1以内  限度額:8万円

申請窓口は農政課です。
必要な手続きをまとめると、

①交付申請  施設設置前に見積書等を添えて申請
②実績報告  施設の現地写真、領収書とともに報告
③交付請求  補助金確定通知を受けた後、交付請求

という具合です。

また、最近では「サル追い犬」、「モンキードッグ」というサービスもあり、大町市が発祥となって全国的に注目されつつあるそうです。(来年は犬年ですし)

必要に応じてうまく活用し、豊かな田園生活を楽しみましょう。 (本部・安曇野担当 大澤 憲吾)

========================
農林水産省  特集 鳥獣被害対策を考える(2)
対策その1 犬による追い払い大作戦 
モンキードッグ発祥の地を訪ねて
http://www.maff.go.jp/j/pr/aff/1011/spe1_02.html

宮城◆白石蔵王/もう一戸に手が届く【蔵王ツーリズム・遠刈田からの手紙】

この記事の投稿者: 白石蔵王駐在/渡辺 和夫

2017年12月18日

かつては高嶺の花だった「別荘(地)」が誰にでも買える対象になりました。森林住宅地、二地域居住地などと呼び名も変わり、高齢化した持ち主や、保養・研修施設の土地や建物を処分したい法人の譲渡希望が尽きません。

農村地帯の「田舎物件」より、開発と整備にお金がつぎ込まれている別荘分譲地のほうがエコノミーな売値となってしまっているのは、利用の目的がなくなり、所有の見切りがしやすい別荘地の物件の性格によります。田畑の中の土地と違い、別荘分譲地であれば農地転用の手続きはむろんないし、道路、電気、ガス水道、排水は整備済み、切ったり、盛ったりの造成もはぶけます。

蔵王町のわが分譲地は水道利用なみで温泉が配湯されています。 屋外仕事の多い田舎暮らしでは沸かさずに浴びれる温泉のありがたさは格別です。難を言えば分譲地には管理費の支払い義務のあることですが、それは分譲マンションに住むのと同じことで、自分のコミュニティの環境整備の必要経費です。

当分譲地では修繕積立金も含め、月額8千円ほど。また、所有者としての名義変更料も温泉受給権込みで3万円にすぎません。懐に余裕のあった人が建てた別荘という建物には、それなりの材質が使われ、内装や、調度にも格別なものがあります。

田舎暮らしにはぜひ欲しい畑は、周辺で容易に借りられますから別荘の敷地はもっぱら花木や芝生で埋め、ストーブの薪づくり、アウトドアのスペースに活かします。多くの中古物件の中から好物件を探せる時代です。(白石蔵王駐在 渡辺 和夫)

=============================================

☆渡辺さんが経営する宮城蔵王・遠刈田温泉郷ペンションそらまめのホームページ
http://www.soramame-p.com/
「ペンションそらまめ」で検索できます。

ペンションそらまめ

山梨県◆長坂町/これが噂の期間限定の神社なんです【巡り巡って北杜市探訪記】

この記事の投稿者: 八ヶ岳事務所スタッフ

2017年12月14日


12月八ヶ岳南麓も冬本番。八ヶ岳から吹き下ろされる寒く乾燥した風、八ヶ岳おろしが身に染みる時期です。そんな風ですが、薪の乾燥には最適とのこと。この厳しい環境が来年の薪ストーブの暖かさを運んでくると思うとなんだが不思議ですね。

この時期、厳しさの中にいるのは全国の受験生。この冬をいかに頑張るか乗り切るかが、来年の春へとつながるのですね。本人の頑張りも大事ですが、ゲン担ぎも勝負には重要です。チョコレート菓子のキットカットが、「きっと勝つ」に通じるとして応援商品の定番となっているのもうなずけます。

そんな中、八ヶ岳にも受験に効果がありそうなイベントがあります。オオムラサキセンターに期間限定で出現する神社の「うかる神社」。1年を通じて国蝶のオオムラサキの生態が観察できるセンターに、チョウがさなぎから成虫になる羽化と、受験合格の「受かる」をかけた「羽(う)化(か)る神社」が登場します。

ご神体は、国蝶オオムラサキ。みなさんが、オオムラサキのように、立派に羽ばたけますように!との願いが込められているとのこと。ご自身はもちろん、ご家族、知人に受験生がおられる方は足を運ばれてはいかがでしょうか。

(八ヶ岳事務所 大久保 武文)

========================================
北杜市オオムラサキセンター
山梨県北杜市長坂町富岡2812
電話:0551‐32‐6648
営業時間:9時~16時(最終入館は15時30分まで)
※うかる神社の開催は12月~3月休館日:月曜日(祝日の場合はその翌日)
※臨時休館あり
料金:大人420円 小中学生200円

東京◆本部/四谷の事務所であった『ある騒動』とは?!【スタッフ・日々の業務より】

この記事の投稿者: ふるさと情報館・本部スタッフ

2017年12月11日

今年もあと一ヶ月となりました。今回は四谷の事務所であった『はと騒動』について。


ふるさと情報館は5階(現在は4階)に事務所があります。遡ること、9月も終わりのある日、会社のベランダに置いてあった植木鉢に、鳩が一羽ちんまりと座り込んでいました。

「おや随分大人しい鳩だな?」と私と目が合っても逃げもしない

鳩を特に気にすることもなくほっといたところ、あくる日には植木鉢の中に卵が二つ。

①卵が2個(9月16日撮影)

初めは卵から雛と育っていく鳩に温かいまなざしを注いていましたが、ベランダに糞と羽の汚れが広がるにつれ、甘いことも言っていられなくなってきました。

②どうやらヒナが孵ったようです(9月28日撮影)

なかなか巣立たない鳩にやきもきし、よく調べてみると、鳥獣保護法等の関係で卵や雛の状態の時は巣の撤去もままならない。巣として居心地良しと鳩に認定されてしまうと、同じ場所に年4回も卵を産むとの事。


③2羽とも立派に羽根が生えそろってきました(10月12日撮影)

11月上旬、鳩が巣立つと共に早速、マスク、メガネ、手袋の怪しい姿でベランダ掃除に励みました。当日は晴天、汗まみれ、埃まみれの大掃除となりました。

地方の害獣ニュースを聞いても、今一つ実感出来ませんでしたが、鳩のおかげ?で動物と人間の共生のむずかしさを実感した次第です・・・。(本部 杉田 玲子)


④11月1日、一念発起、心を鬼にしてきれいに掃除しました。

長野◆原村/全国からクラフトマン集結!原村・八ヶ岳クラフト市【信州諏訪ぐん!ぐん!】

この記事の投稿者: 富士見・原村案内人/伊藤 やよい

2017年12月7日


10月2週目。八ヶ岳西麓の高原のまち・原村、標高1280mの八ヶ岳自然文化園は紅葉まっさかり。この週末は「八ヶ岳クラフト市」が開催されていました。陶芸、木工、ガラス、布もの、金属……様々な素材の工房テントが、森の中にズラリと並びます。


その数100工房。多くは長野や山梨、愛知、東京などの近県からですが、北海道・東北や九州からの出店者もいます。お客さんもあちこちから。近くだからふらりと寄ってみよう、という地元の人。旅行をこの日に合わせるという観光の人。八ヶ岳山麓は移住地として人気が高く、西麓の原村や富士見にもいろんな地域からの人が集まっていて、このクラフト市はまさにその縮図のようです。



食べ物屋台も充実♪体にやさしい食事に敏感な八ヶ岳らしく、グルテンフリーや無添加だしといったお店が目立ちます。(草食系が多い?!八ヶ岳ではグルテンフリーが大人気。)

 


こだわりコーヒーやタイフードのお店があるのも特徴的。各ブースを回ってお気に入りの作品を見つけたり、直接作家さんとお話したり、芝生にシートを広げてゆったりくつろいだり・・・来場者は思い思いの楽しみ方を満喫していました。

アジア料理も人気。ナチュラルなアジアンテイスト服をまとった屋台のおねえさん。

私はまずコーヒーとスイーツをゲット。秋の昼下がり、斜めに入る陽に影を映しながら、金色や朱に光る木々を眺めます。知り合いにも数組会いました。ここに住んでいるとおのずと心地よいものを求める共通の価値観が生まれるのか、約束もしていないのにいろんな知人に会えます。


百貨店でのバーゲンでは得られないお買い物の楽しみ。最高に贅沢な時間と空間でした。(富士見・原村案内人 伊藤 やよい)


10月初めの紅葉と青空を生で味わいたければ、ぜひ原村へ!

岩手◆花巻市/湯処のメッカ花巻温泉にて、賢治と小生過去を思いまして【みちのく岩手・新遠野物語】

この記事の投稿者: みちのく岩手事務所/ 佐々木 泰文・佐々木 敬文 

2017年12月4日


寒くなってきたので、近場の温泉にでも入ろうと、岩手の花巻温泉郷に行ってみたのですが、晩秋にもかかわらずバラ園があったので寄ってみました。すでにバラの花は最盛期を終えて寂しい状態でしたが、周りの樹木の紅葉は真っ盛りで、園内の草花とのコントラストが美しく、夏にはない清閑な雰囲気でした。





入口から上り斜面に向かって進むと、宮沢賢治の詩碑があります。そこに賢治の手紙の写しが展示されていたので読んでみると、なんと此のバラ園は昭和二年に「羅須地人協会(らすちじんきょうかい)※1」時代の賢治が設計した「南斜花壇設計」に基づいたものなのだと書かれていました。




かの詩人がこの丘から温泉郷の山々と旅館郡を此処から見下ろしたのかと思うと感慨深いものがあります。


そんな園の中に客もまばらな売店があったので、コーヒーを注文して景色を眺めていました。ふと思い出されたのは自分が幼い頃に、亡き祖父母に毎年花巻温泉へ湯治に連れてこられた時のこと。当時の軽便鉄道(※一般的な鉄道よりも規格が低く、線路幅が狭いなど、安価に建設された鉄道をいう)みたいな小さな温泉列車に乗って来た記憶です。

昭和三十年代のレトロな景色が甦り、懐かしさと優しかった祖父母の面影が去来する何とも言えない哀愁を感じている自分は、帽子とコート姿で、まるで焼酎の「二階堂」のCMそのものの再現です。

帰りは古い小さな旅館の小さな温泉で温まりました。癒された一日でした。
(みちのく岩手事務所 佐々木 泰文)

※1 1926年(大正15年)に宮沢賢治が現在の岩手県花巻市に設立した私塾。協会と冠するものの、実質賢治一人の手によるもので、自ら科学や農業技術、農民芸術を周辺農民に講義したとされる。

=====================================
花巻温泉「バラ園」   岩手県花巻市湯本第1地割125

ブログランキング参加してます。↓
にほんブログ村 ライフスタイルブログ 田舎暮らしへ

山梨◆八ヶ岳/師走の候、12月の八ヶ岳事務所より【八ヶ岳南麓・高根の里だより】

この記事の投稿者: 代表取締役・中村健二

2017年12月1日


今年もあと1ヶ月という師走の時期になりました。なにかと慌ただしい12月ですが、甲府地方気象台による平年の初雪は、12月24日とされています。

八ヶ岳南麓に降る雪もちょうどその頃。このあたりでは「山に3回降ると里にも降る」と言われており、つまり年内の雪は積もることがまずありません。この時期の気圧配置は、等圧線が何本も日本列島を南北に縦断する「西高東低型」になります。寒い北風が八ヶ岳を吹き降ろして来ますが、快晴の天気が続くため、年末の大掃除のときは額に汗をにじませて行うことも。しかしながら、夜半の星々は煌々と輝き明け方の気温は氷点下まで下がります。

「物件見学」をするのにこれほどふさわしい時期もありません。というのは、購入者の多くが別荘利用ではなく定住や二地域居住を考えていらっしゃるからです。朝夕の冷え込みも体験できる「田園暮らし体験館」(八ヶ岳事務所・隣り)もご利用できます。ご自身で八ヶ岳の気候風土に触れてみてはいかがでしょうか。

ご見学の際には携帯用カイロも持参するとともに冬用タイヤへの履き替えやチェーンの携行など防寒対策をしっかりした上でお出かけください。

▲田園暮らし体験館

◆今月号の物件こぼれ話
『路傍の石』などの書作で知られる山本有三が東京・三鷹の旧邸宅をGHQに接収されたのち、どういうご縁かは知らないが吉祥寺の私の妻の実家に移り住んだのは戦後間もなくのようだ。成蹊大学にほど近いその場所は、今もひっそりとしたケヤキの雑木林に覆われている。

山本が戦前に芥川賞の選考委員をしていたころ、30代の青年がある文芸誌の創刊号に執筆した小説が芥川賞を受賞した。その子供もまた読書を好み、八ヶ岳南麓の静かな環境の中で思いのたけ読書にふけっていたという。



北杜市長坂町390万円の売主は、芥川賞作家のお子さんである元所有者のことを、そう私に語った。野鳥やリスが訪れる雑木林の庭。その中にある小ぶりの建物。石だたみや引き戸など和風の佇まいは見るからに落ち着いている。床の間が二つあり囲炉裏風の炉も切ってある。水回りは元所有者が使っていたそのままだ。居間の一部は床下が傷んでいるが、雨漏りもないという。庭の物置に今は本はないが、書庫として利用していた。手をかければかけただけの価値ある物件である。(八ヶ岳事務所 中村 健二)

==================================================
★☆★遠方からの物件見学の際は、「田園暮らし体験館」がお得です!


<田舎暮らし体験館とは>

ふるさと会員の皆さまに田園暮らしを体験していただくために建てられました。「リタイヤ後の田園暮らし」にふさわしい快適な住まいを求めて設計した「ラーバンシリーズ甲斐/大屋根の家」。夫婦二人の生活は1階で簡潔、2階は週末に訪れる子供や孫たちの「夢のある空間」。都市の農山村を結ぶあたらしい二世帯住宅の提案です。約180坪の敷地には、野外テーブルや菜園。テレビやラジオのない中、お料理もご自分で。夜は町営温泉でゆったりと、また満天の星空を眺むるのもよし。ご自由に「田園暮らし」をお楽しみください。

◆空き家大募集中! 八ヶ岳岳事務所には「一般社団法人空き家相談士協会」認定の空き家相談士が常駐しています。相続手続きや農地や山林、築100年以上の母屋の有効活用など空き家に関する相談を承っております。(要予約、相談無料。担当は中村

 

ブログ村・田舎暮らしランキング

にほんブログ村 ライフスタイルブログ 田舎暮らしへ