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埼玉◆秩父/路地裏の隠れ家的お店、増えてます!【ふるさと見聞録】

この記事の投稿者: ふるさと情報館・本部スタッフ

2017年8月25日


秩父鉄道の「秩父駅」と西武鉄道の「西武秩父駅」は1.2㎞ほど離れています。大正3年に開業した「秩父駅」に比べると西武秩父駅側は歴史は浅く、今年になって市役所の新庁舎や駅前に新しい温泉施設ができ、新しいランドマークが増えました。以前は秩父農工高校があった場所で、今でも敷地内には当時のラクウショウの大きなシンボルツリーが残っています。


一方、「秩父駅界隈」は「秩父神社」に代表される「秩父夜祭り」の屋台町の中心地区。大きな商家や民家が残り、本町・中町は町条例で「景観形成重点地区」に指定され、古きよき街並みと秩父往還の風情が感じられます。一本路地を入ったところもなかなか味わいがあり、今回ご紹介するお店もその一つ。国道299号の「本町」信号から少し入ったところにある「楽蔵(らくぞう)」のご主人:磯田秀さんです。



民家を改修したランチ向けのうどん・お蕎麦のお店で夫婦2人3脚で切り盛りしてきました。ご主人は元々設計関係の経験があり、お店の改修も自らの手によるもの。そして今回、お店の裏側の3坪ほどのスペースにカウンターだけの鉄板焼き&ジャズバーを内外装ともほぼ一人で作りました。



秩父の裏道横丁の隠れ家、セルフビルドをお考えの方は参考になると思います。
是非バーボン片手にお話を聴いてみては?

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うどん・そば 楽蔵
(鉄板焼き&ジャズバー・パラダイスアレイ)

埼玉県秩父市道生町6-8
0494-26-6551
定休日:月曜日・火曜日
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長野◆原村/夏の夜のお楽しみ♪お山の市場「スーク・スーク」【諏訪ぐん!ぐん!】

この記事の投稿者: 富士見・原村案内人/伊藤 やよい

2017年8月21日

夏至の頃。7時を過ぎてもまだ外は明るくて、赤や青や黄色、深緑、白、グレイ、いろんな色が混ざりあった空と山が大きく広がっています。仕事をしているのがもったいない、明るいうちから一杯やりながら誰かと集いたくなる…。そんな夏の夜にぴったりなイベントが、八ヶ岳西麓原村で行われました。

「お山の市場 Souq Souq(スーク・スーク)」

原村の広ーい田園のど真ん中、とある農家のビニールハウス。この中に所狭しと屋台や出店が並びます。人が1、2人やっと通れるくらいの通路をクネクネぬけていくかと思えば、ぽっかりと広場のようになった場所があったり。売っているものは実にさまざま。手作りのお菓子やファーストフード、エスニックなお酒やビール、せっけんやアロマグッズ、手工芸品…。マッサージや占いのコーナーもあります。

どこからともなく不思議な音色の楽器や歌声が聞こえてきます。営業は昼11時から深夜まで。山々の景色が見える昼間は活気あふれる明るい市場の雰囲気が楽しめますが、おすすめは何といっても夜!日が落ちて薄暗くなるころから訪れると、裸電球のあやしい光の中、お酒と音楽がはいって少し酔っ払い気味の市場の中が、なんとも居心地がいい。

「スーク・スーク」というのはモロッコなどの迷宮都市の中にある市場の名前「スーク」からとったもの。台湾や日本の下町の雑多な市場も彷彿とさせます。ここはアジアもアフリカも南米も混じった多国籍な空間なのです。

出店者の多くはふだんは自分の自宅や移動販売を中心に営業している人たち。出店者もお客も顔なじみの人も多いのが楽しいです。広い八ヶ岳ですが、人の行動範囲も広く、共感するものも同じになってくるので、こういう場所では必ず少なからず知ってる人に会えるのです。

そしてそこからまた笑いと会話が始まる…。 「スーク・スーク」は2013年から開催。好評につき、毎年この時期行われます。開催者のお話「自然との共存に関心が高まる中、山で開催する事で、暮らしは街の中だけで成り立っているのではないという事を伝えたい思いもあります」。


来年はすっかり地元の人になった読者のみなさんと、会場で出会えることを楽しみにしています。

(富士見・原村案内人 伊藤やよい)

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お山のいちば・スークスーク
http://pof.jp/souqsouq/

 

長野◆安曇野/自給自足するにはどのくらいの面積?!~敷地50坪からの畑ライフ【ちーまめ安曇野】

この記事の投稿者: ふるさと情報館・本部スタッフ

2017年8月18日


田舎暮らしをするにあたって、自給自足のため十分な土地が欲しいという方は多いと思います。自分の庭で栽培できるに越したことはないのですが、生活の利便性、通学事情などを勘案した結果、予定よりも狭くなってしまうこともありえます。 そういう場合は、思い切って「よそで借りる」という選択肢もありです。例えばこんなメリットがあります。

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●自分の力量、経験に応じた規模で始められる。
●畑を通じて、同好の士とつながりができる。
●貸主が農家さんの場合、栽培のコツを教えてもらえる。土壌に対する野菜の向き不向きなどもわかる。
●市民農園の場合、給水設備、農機具置き場などを利用できることがある。
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安曇野市の場合、30㎡の区画が年間1200円、36㎡なら年間1400円で市民農園が借りられます。2~3人の世帯で日常の野菜を確保するには十分です。利用の際には、周りで栽培されている品目、決まりごとなどを確認しておきましょう。通路を確保するため境界ギリギリまで栽培してはいけない、農薬を使うときは隣に入らないよう注意深くまく、などの注意事項があります。

安曇野市(市民農園一覧)
https://www.city.azumino.nagano.jp/soshiki/29/1145.html

ともあれ、住む場所の敷地面積に関係なく、野菜作りを楽しむことは可能です。まずは自分の庭で試してみてから、よそで借りるのもいいでしょう。何より長く楽しく続けられることが一番です。(本部・安曇野担当 大澤 憲吾)

安曇野物件一覧

↓↓↓安曇野物件一覧はこちら↓↓↓
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岩手◆遠野市/日出神社例大祭がありまして【みちのく岩手・新遠野物語】

この記事の投稿者: みちのく岩手事務所/ 佐々木 泰文・佐々木 敬文 

2017年8月15日


去る6月18日に、小生が宮司を務める日出神社の例大祭がありました。御祭神は「少彦名命(すくなびこなのみこと)」で、遠野南部藩から石段及び所領を拝領した旧上郷村の村社です。

地元の言い伝えでは、源義経公が平泉で兄頼朝の謀略により藤原泰衡勢に襲われた際に、秘かに平泉を脱け出した話は北行伝説となっていますが、その主従一行が住田町秋丸峠にさしかかった時に、義経公の娘の日出姫が病で無くなり、此の地に葬られたのを哀れんだ地元の者たちが、お社を建てて祀ったことに始まるとの説があります。

昔は例祭日には、参道近くの踏切に鉄道の臨時停車場が設けられて、盛大だったと諸先輩方から聞きますが、年々参拝者が減って来ていました。小生が宮司に就いてから4年目を迎えるのですが、此のままでは良くないと思い、一念発起して拝殿、社務所の修復と神社林を伐採して駐車場を拡張し、参道整備もしたところ、今年は芸能8団体と多くの参拝者が押し掛けて盛大な祭りとなりました。

神職になって17年ですが、総代や地元の関係者と一つ一つ地道に積み上げてきた努力が報われた感があります。 是非、遠野郷にお越しの際は、数々の神社と多様な郷土芸能、そして奇々怪々な昔話をお楽しみ下さい。
(みちのく岩手事務所 佐々木 泰文)

東京◆本部/出張の準備、情報収集を怠らずに・・・【地域担当・日々の業務より】

この記事の投稿者: ふるさと情報館・本部スタッフ

2017年8月12日

記録的豪雨災害に、今も日本中が心を痛めています。被災地で猛烈な雨音を聞きながら息をひそめる気分は想像してもつらいものです。災害は日本のどこででも起こり得るそうで、日ごろからハザードマップをチェックして避難経路など確認しておきたいところです。

とは言いながらも、思い起こせば今年の5月から6月にかけては少雨が続き、今年の雨量が平年より少ないのでは?と気になり、四国の水がめ、早明浦ダムの貯水率をほぼ毎日チェックしていました。

「渇水」というと思いだす、あの「ダム」です。(写真は貯水率40%)

7月7日現在の貯水率は、台風の影響もあり、70%を超える貯水率に回復し、第一次取水制限を一時的に解除したとか。気になるニュースですが、水を大切にしよう、という啓蒙には役立ちそうです。全国的なデータとしては、気象庁の降水量一覧がわかりやすいです。また、気象庁のデータでは、この季節は休止していますが、冬の積雪深さ一覧はいつも確認しています。たとえば岩手県であれば16箇所の現在の積雪深さと、平年比、観測史上1位の数値もでていて、参考になります。北海道などは実に100箇所以上の観測地点があるようです。

積雪量と合わせて、主要道路のライブカメラを見れば雪の状況は概ねわかるので、出張に出かけるときの準備に重宝します。(本部 山中 準一)

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早明浦ダム
http://www.water.go.jp/yoshino/ikeda/sameura/same_index.htm

千葉◆成田/夏の到来〜ひまわりの迷路【全国行脚☆新ライダー伝説】

この記事の投稿者: ふるさと情報館・本部スタッフ

2017年8月10日

肥沃な北総の大地に9万坪の広大な敷地面積を誇る「成田ゆめ牧場」では、夏季限定で楽しめる「ひまわり迷路」が現れます。7つの会場(ひまわり畑)では開花時期をずらし植えられているので、行く度に違った迷路を楽しめるはずです(例年8月下旬まで開催されます)。

期間総数が過去最多の10万本のひまわりが植わり、一度行かれた方も圧巻の本数に驚き、以前よりさらに楽しめるでしょう。迷路内にはクイズが設けられ、全問正解するとアイスの割引券をもらえます。牧場で造られるアイスやチーズ等の乳製品は格別。是非ご賞味ください。

他にもアヒルのレースや乗馬体験、乳しぼり体験、オートキャンプ場、様々な遊具など、小さなお子様はもちろん、大人の方も一日楽しめる施設となっています。海外への玄関口「成田空港」だけじゃない、観光地・成田として、是非一度お立ち寄りください。(千葉エリア担当 長内 望)

成田ゆめ牧場
http://www.yumebokujo.com/

osanai-bike-osanai

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宮城◆白石蔵王/畑仕事のしめくくり~今年も桑の実採り【蔵王ツーリズム・遠刈田からの手紙】

この記事の投稿者: 白石蔵王駐在/渡辺 和夫

2017年8月7日

毎年6月初旬から1か月、右の手は指先まで青紫色に染まり、人さまに見られると恥ずかしい状態となります。日の出が早まり、朝4時には明るくなるこのころ、5時には畑で鍬を握り、朝ドラの始まる8時に家に戻るのが日課です。

畑仕事のしめくくりの20分が桑の実の収穫。アントシアニンの塊のような深い紫色のプリプリの実を摘む時、果汁が爪の内側まで浸み込み、手の平を染めます。借りている畑の端に1本の桑の大木があります。樹勢が強く、繁茂する枝は今年左右12メートルに広がり、満身に実をつけました。地形が幸いして、いわゆる臥竜梅のように下枝が地を這い、幼児にも摘み採れる特異な樹形をしています。

一日に500g、すべての実が完熟するまでのひと月に10㎏は採りますが、私の収穫量はこの木がつける実のほんの数%、手の届かぬ枝の実の大半はムダに落果します。野生の果樹でこれほど見事な実と量をつける例を知りません。私だけが知るこの木への熱い思いは、岩魚の潜む深い淵を独り占めしたい釣り人の心理に通じますが、ここの田舎の住人は桑に関心がないように感じます。意外なのは、野菜には遠慮なく手を出す猪、熊、野鳥、虫たちの食害が桑にはないことです。

二つの冷凍庫を埋め尽くす桑の実に、家人の苦情は例年のことで、年中行事のジャムづくりに今年も精をだしました。  (白石蔵王駐在 渡辺 和夫)

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☆渡辺さんが経営する宮城蔵王・遠刈田温泉郷ペンションそらまめのホームページ
http://www.soramame-p.com/
「ペンションそらまめ」で検索できます。

ペンションそらまめ

山梨◆八ヶ岳/8月の八ヶ岳事務所よりお知らせ【八ヶ岳南麓・高根の里だより】

この記事の投稿者: 代表取締役・中村健二

2017年8月3日


6月23日に気象庁より発表された関東甲信の3ヶ月予報では、8月の平均気温は平年より高い確率が50%で、今年も厳しい夏になると言われています。これは太平洋高気圧の張り出しが強く、その北側を低気圧が通過する「南高北低型」と呼ばれる気圧配置で、等圧線が鯨の尾のような形になります。

大気の状態は安定しており、青空が美山の上空に広がる時であっても、甲府盆地などは記録的な猛暑に見舞われることも。八ヶ岳南麓の北杜市は盆地との標高差が600m以上あるため、気温減率でいうと平均で4度ぐらい気温は下がりますが、それでも日中は30度以上になる日もあります。しかしながら、夕方から明け方にかけては放射冷却に伴う山風や田園を渡る風により寝苦しさはまずありません。

7日の立秋を過ぎた頃には秋風も吹き始めます。ツクツクボウシの鳴き声も森にこだまして夏の終わりを告げます。夜には葉陰から秋の虫たちの声も。物件見学時には着帽の上、長袖長ズボンと歩きやすい靴で。また、静岡側から鉛直方向に長く伸びる積乱雲が現れて、周囲が突然暗くなり夕立が発生する場合もありますので、雨具もご用意しておいてください。

 

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北杜市大泉町◆岩盤浴サロンの営業ができる清涼な森の再生民家風住宅
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◆今月号の物件こぼれ話
何年か前に東京で行われた「甲斐適生活相談会」と「北杜市現地ツアー」に参加されたその方は、公務員時代からの夢であった「人を癒す」施設をこの南麓で実現したいと思い、大泉町の落葉樹の森にこの物件を購入されました。移住後資格を取り「パノラマの湯」で整体をされる姿に私も出会うことがありました。



購入物件の1階の物置部分を改装して岩板浴施設にし、その南には周囲の森をゆっくり眺められるスペースも設けました。その費用はン百万円だったとは請け負った大工さんの弁。その静謐な空間は首都圏に住むお子さんに引き継がれ、このたび惜譲となったものです。

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北杜市大泉町◆岩盤浴サロンの営業ができる清涼な森の再生民家風住宅
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◆「移住」をテーマにした地域創生会議
山梨県では県内を4つのブロックに分けて地域創生会議を開いてきましたが今年のテーマは「移住」。甲府市以西の7市町(含む北杜市)のブロック会議が、先月7月の初め県庁防災新館にて開催されました。冒頭、山梨県内の大学で学ばれたという現埼玉大学の石阪教授が会議座長に選ばれ議事が進行しました。空き家を通じて移住や都市と農村の交流活動をかれこれ20年以上北杜市で続けている私も、この会議に(年3回)委員として召集していただき、地域の行政マンや学識者、地域おこし協力隊の面々とともに議論させていただくこととなりました。この会議の内容は、今後現地見学会の折りに八ヶ岳事務所の田園暮らし体験館でご報告させていただきます。

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★☆★遠方からの物件見学の際は、「田園暮らし体験館」がお得です!


<田舎暮らし体験館とは>

ふるさと会員の皆さまに田園暮らしを体験していただくために建てられました。「リタイヤ後の田園暮らし」にふさわしい快適な住まいを求めて設計した「ラーバンシリーズ甲斐/大屋根の家」。夫婦二人の生活は1階で簡潔、2階は週末に訪れる子供や孫たちの「夢のある空間」。都市の農山村を結ぶあたらしい二世帯住宅の提案です。約180坪の敷地には、野外テーブルや菜園。テレビやラジオのない中、お料理もご自分で。夜は町営温泉でゆったりと、また満天の星空を眺むるのもよし。ご自由に「田園暮らし」をお楽しみください。