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信州◆諏訪エリア/超高齢社会に一筋の光!茅野で「看取り士」活動開始!【諏訪ぐん!ぐん!】

この記事の投稿者: 富士見・原村案内人/伊藤 やよい

2017年4月30日

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「看取り士」(みとりし)。人生のその最後の瞬間まで幸せに生きる、そして命のバトンを大切な人に渡す。そこに、家族とともに寄り添い、お手伝いする人がいます。

先日、「看取り士」という資格を立ち上げた「一般社団法人日本看取り士会」代表理事・柴田久美子さんの講演会が長野県茅野市で行われました。また、その次の日は、茅野市で「看取り士」として活動を始めた原房子さんによる「看取り学講座初級」、柴田さんの「同中級」が行われました。

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団塊の世代が一気に75才以上を迎える2025年問題。諏訪エリアでも例外ではなく、諏訪広域連合によると諏訪地域の高齢化率は25年には33.6%になる見込み。 医療機関が充実しているという評判の諏訪エリアですが、これからは病院や施設で最期を迎えることができなくなるケースも増えてきます。にもかかわらず、自宅で看取ることに躊躇する社会。昔は当たり前のように自宅で看取っていた日本が、いつのまにか他人まかせにする傾向になってしまったのはどうしてでしょう。

柴田さんは「人は旅立つ時、25メートルプール529杯分の水を瞬時に沸騰させるくらいのエネルギーを傍らにいる人にわたす」という瀬戸内寂聴さんの表現を例にとり、大切な人を看取ることのすばらしさを自らの活動を通して話してくださいました。 「看取り士」は、本人が望む場所で望むような最期を迎えられるようサポートするのが仕事。全国に205人(平成26年12月現在)、長野県では茅野市の原さん含め2人。ケアマネージャーと連携をとりながら、「エンゼルチーム」という10人体制の看取りグループをつくります。エンゼルチームのメンバーは家族や知人が望ましいのですが、足りない場合は地域のボランティアが必要になります。エンゼルには資格も必要なく、理解さえあればだれでもなれるので、ぜひボランティアに登録してほしいと看取り士会ではよびかけています。

原さんは、死生観についてざっくばらんに語り合う場「カフェ看取り~と」や、看取りについての心構えを学ぶ「看取り学講座」、そして看取り士資格取得をめざす「看取り士養成講座」など、茅野市を中心に活発に活動する予定だとのことです。

いつかは誰でも必ず迎える死。その瞬間を恐れることなく、送られる人も送る人も幸せなときを過ごせる看取りの場に、縁あって移住した人も関心をもっていただけると嬉しいです。(富士見・原村案内人 伊藤 やよい)

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▲看取り学講座の後、看取り士会代表理事・柴田久美子さん(前列右)、茅野の看取り士・原房子さん(後列右)、甲府の岡亜佐子さん(後列左)と。茅野市ひと・まちプラザ(市民活動センター)にて。とっても素敵な笑顔に囲まれました。昨年母を亡くした私に、魔法の言葉「だいじょうぶだよ」を何度も言ってもらいました(;_:)

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*問い合わせ:日本看取り士会HP http://mitorishi.jp

静岡◆富士宮市/全国行脚・ゆっくり走ろう~安全運転・豆知識・・・(1)【地域担当・まめ知識】

この記事の投稿者: ふるさと情報館・本部スタッフ

2017年4月29日

高齢者の運転による交通事故のニュースが絶えません。ブレーキとアクセルの踏み間違いや高速道路の逆走など、日常では考えられないような話です。しかし一瞬のパニック状態から正常な判断が下せず、思いがけない行動をとってしまうことは理解ができます。ということで、一回の出張時に600km以上は走るエリア担当の経験から、事前に知っておいたほうが良い交通知識を2つほど紹介します。

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ひとつめは「ランアバウト」。上の写真の中にある標識を見たことがある方はいらっしゃいますでしょうか?これは観光地として有名な白糸の滝そばの交差点のものです。「ランアバウト」は円形になった平面交差点のことで、信号が無い交差点として社会実験が始まっています。諸外国で研究、導入実績があり、日本でも平成26年に長野県・飯田市を皮切りに全国140ヶ所ほどあるそうです。交差点内の円形の道路部分を「環道」と呼び、時計回りに一方通行で車が廻ります。信号や一時停止の規制を受けないので交通渋滞緩和が期待され、危険な右折をしなくて良いメリットがあります。

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「環道」に流入する車両は徐行し、「環道」に通行車両が無ければ一時停止なしに流入可能です。周回数の制限もありませんので、落ち着いて希望の方向へ脱出して下さい。

ふたつめは「高速道路で下りるべき出口を行き過ぎてしまった場合」。これは次回ご紹介します。(本部 星野 努)

静岡◆富士宮市/季節のたより~富士山のふもとより【売主様からの手紙】

この記事の投稿者: ふるさと情報館・本部スタッフ

2017年4月28日

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14890H富士宮市・古家付土地の売主様から季節の写真をお送り頂きましたのでご紹介したいと思います。富士宮市の新規就農は4,000㎡の耕作が必要で、売主は物件の近くに広大な農地を所有されており、新規就農のためのサポートが可能です。(情報誌では車で5分との記述してしまいましたが、実際は徒歩5分圏内でした)建物は手直し必須ですが、富士山を仰ぎ見る自然豊かな場所で、農的暮らしをお考えの方に是非ご覧頂きたいと思います。

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道路を隔てた反対側の1800㎡の田に、レンゲが今年も一面に開花しそうです。
(5月6日頃から約2週間程度)

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一面紫色の花畑となります

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菜の花とのコントラストもきれいです
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今年は例年より桜の開花が遅いと言われていましたがこのところ、急に暖かい日が多くなりました。今年は例年より早く開花が始まった様です。(~5月10日頃まで)
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4月23日日曜日の写真です。薄曇り空で富士山は残念ながら見えませんが、レンゲ畑でキジが2羽、ペアで楽しそうにいたところを写真におさめましたので送付致します。

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GWにはさらに賑わう富士宮市。是非一度お出かけ下さい。

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富士宮市終了しました(14890H)新規就農OK
DIY向き物件 ※農業をやらない方も応相談
http://furusato-net.co.jp/wordpress/bukken/
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東京◆本部/楽しい休日をお過ごしください~お出かけの前に~【日々の業務より】

この記事の投稿者: ふるさと情報館・本部スタッフ

連休が始まりました。各地に出かけるには良い季節ですね。隔月で開催している「現地見学会」にも、毎回多くの方にご参加いただきまして、ありがとうございます。
 (5月の現地見学会についてはこちら)

弊社の見学会は、物件を見て頂くことはもちろんですが、地元に暮らしている案内人から、その地域での暮らしの様子を直接教えてもらったり、場所によっては実際に移住された方のお話を伺ったりする事が出来ます。「定住」であれ、「セカンドハウス」であれ、まったく知らない場所から「自分に合う物件を探し出す」のは、なかなか難しい事です。

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各地の見学会に参加していただいて雰囲気を感じていただければと思います。「まだ具体的な事は考えていない」というお客様、ぜひご参加ください。連休のお出かけのついでに見学をご希望される場合、なかなかご要望に沿えない場合があります。当日のご連絡でのお約束は先約が入っていることが多いためお断りする事があります。また、「場所だけ教えてほしい」というご要望にも、売主様のご都合や周囲の状況によってはお応えできない事もございます。田舎物件の場合「住所をナビにいれても辿りつけない」という事もよくあります。出来ましたら、連休のご見学は余裕をもってのご予約をお願いします。

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皆様が楽しい休日を過ごされますように。(本部 杉田 玲子)

東京◆本部/埼玉県横瀬町住宅1150万円→650万円になりました。【価格改定】

この記事の投稿者: ふるさと情報館・本部スタッフ

2017年4月27日

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4月24日(月)に西武秩父駅前の温泉施設「祭の湯」がグランドオープンし、羊山公園の芝桜が見頃を迎えて賑わう秩父エリア。

物件はそんな西武秩父駅や羊山公園まで約4kmほど、国道299号線の高台にある大規模分譲地内にあります。

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野村ホーム施工のしっかりとした住宅で、1階に卓球台がおけるほどのプレイルーム、1階の和室、2階の応接室などグレードの高さが伺えます。

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周囲は北斜面ですが、2区画分の広さがあります。木漏れ日が心地よく、菜園も楽しめ、庭で採った野菜をそのまま食卓に並べられるのが魅力です。

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今回、販売価格が1150万円から650万円に改定の連絡がありました。
ご興味ある方は是非一度ご覧下さい。

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横瀬町1150万円650万円(14518H)
http://furusato-net.co.jp/wordpress/bukken/14518H横瀬町

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秩父駅前温泉「祭の湯」公式ムービー

滋賀県◆高島市/「風と土の工藝2017」に参加して【地域担当・日々の業務より】

この記事の投稿者: ふるさと情報館・本部スタッフ

2017年4月26日

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先日、滋賀県高島市で開かれた「風と土の工藝2017」というイベントに参加してきた。高島市内の工房、農家、移住者宅など40数か所が期間中に公開され、パスポートを持った参加者が自由に行きたい場所を巡るというものだ。

滋賀で育った者として、高島市が町おこしに積極的なのは知っていたが、ここまでアート作家が多いとは思わなかった。京阪神からの移住者が大半だが、中には大津市や京都府との二地域居住者もいる。弟の同級生夫婦がガラス工芸やアクセサリーを作っており、初めて工房を訪ねた。ガラスに箔や漆など、さまざまな素材との融合を試行し、色の変化を楽しめる作品が多い。先鋭的な色彩と形状は海外での人気も高く、諸外国で展覧会を開いているらしい。のどかな立地のアトリエが世界につながっていると思うと、不思議な気分になる。

滋賀県は国内でも数少ない人口増加中の県だが、豊かな自然が残り、田舎暮らしに適した場所でもある。芸術活動の盛んな京都に近く、作家の創作拠点にはうってつけだ。いつか定住促進に本腰を入れる時期が来れば、アートが重要な切り口のひとつになりそうだ。 (本部 大澤 憲吾)

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千葉県◆いすみ市/魅力発見・千葉探訪~万木城跡と鯉のぼり【全国行脚・新ライダー伝説】

この記事の投稿者: ふるさと情報館・本部スタッフ

2017年4月24日

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千葉県いすみ市万木(まんぎ)にある万木城跡公園では、毎年5月に『万木城祭り』が開催されます。4月下旬から5月上旬にかけて公園の名物『オオムラサキツツジ』の満開を迎え、天守閣の展望台へ延びるワイヤーには、たくさんの鯉のぼりが泳ぎます。

展望台からは長閑な田園風景が広がり、鳥の囀りと春の風が心地よく、見るものを楽しませてくれます。 昨年は多くの模擬店が出展したり、力士が参加し、子供たちが土俵で相撲をしたり、餅つきをしたりと、年齢を問わず楽しめる内容となりました。(今年の力士の参加は未定です)

タイミングが合えば、写真愛好家に人気のいすみ鉄道から、菜の花や紫陽花が迎えてくれるので、お時間がある方は少し足を延ばしてみるのは如何でしょうか?(本部 長内 望)

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いすみ鉄道株式会社
 :大原駅から上総中野駅までの14駅。沿線自治体などが出資する第三セクター方式の鉄道事業者。駅のネーミングライツや訓練費700万円を自己負担することを条件に列車運転免許を取得できる運転士採用プランなど、新しい試み、経営努力で
昔懐かしい国鉄気動車カラー(キハ52 、キハ28)

いすみ鉄道ホームページ
http://www.isumirail.co.jp/

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静岡◆三ヶ日/奥浜名湖に沈められた戦車?!【所長中村・ふるさと随想録】

この記事の投稿者: 代表取締役・中村健二

2017年4月21日

奥浜名湖周辺はマリンスポーツが盛んだ。「県立三ケ日青年の家」、「ヤマハマリーナ」、「東急リゾート」など諸施設がある。わたしが子供の頃には想像もつかなかった。

奥浜名湖でもっとも水深があるのは大崎地区の「瀬戸」と呼ばれる場所だ。江戸時代の大地震で今切口(いまぎれぐち)と遠州灘が通じ、海水が流れ込んだ汽水湖で、潮の満ち干により豊富な魚介類の漁場でもある。現在の天浜線三ヶ日駅前はもともと遠浅の浜辺であったため、牡蠣や海苔の養殖が盛んでシジミの宝庫でもあった。また、ボラやウナギ、ナマズ、ハゼといった魚も多く取れた。子供会ではボートに乗って潮干狩りに出かけることがゴールデンウィークの楽しみの一つだった。

郷土史家であった父方の祖父の話では、農閑期に村人たちが浜名湖に屋根を取り付けた船を浮かべ、その中で賭け事に興じていたという。真偽のほどはともかく湖上はある意味「治外法権的特権」を受けていたのだという。

瀬戸に架かる橋から飛び込むのが子供たちの肝だめしの最たるものだった。後年小学校から厳禁の命が降ったが、その深海には終戦時に旧日本軍が戦車を沈めたという噂が代々受け継がれている。

三ヶ日町観光協会ではこの旧式戦車を陸に上げる構想があると聞いた。いまさら湖底に沈んだ戦車を見にくる人なんているのかと疑問に思うけれども、けっこう本気らしい。うまく行くことを願っています。

(八ヶ岳事務所 中村 健二)

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現在の「瀬戸」には大きな橋がふたつ架かっている。