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ネットバンキングに関する偽メール

この記事の投稿者: ふるさと情報館・本部スタッフ

2014年10月24日

不動産取引においても、昨今ネットバンキングを利用されるケースが見受けられるようになりました。

偽メール、スパム等、悪質なフィッシングサイトへの誘導メールなどが増えていますので、ご利用者は重ねてご注意ください。

下記のメールでも実在の金融機関の名前を語っていますが、メールに記載アドレスのリンク先は別の偽装サイトに接続されるようになっています。

(実際に送られてきたメール例)
偽メール

三菱東京UFJ銀行のホームページでも注意喚起を行っております。
http://www.bk.mufg.jp/

メールの本文が、中国語環境からの不思議な日本語明朝フォントっぽいので皆さん「変だな」と気が付くとは思いますが・・・老婆心ながら念のために。

来ないや!鳥取の民家へ ◆民家フォーラム2014 in 鳥取◆

この記事の投稿者: ふるさと情報館・本部スタッフ

2014年10月15日

こんにちは、今回はイベントのお知らせです。

来たる11月1日(土)、2日(日)の2日間、鳥取県琴浦町、大山町などを会場に『民家フォーラム2014 in 鳥取』が開催されます。民家のある街並みや古民家の保存活動、移住・定住促進に役立てる空き家の再生と活用など、さまざまなテーマで民家再生に関する話を聞くことができます。その他、各種ワークショップや実演会、地元グルメの販売等のイベントや、伝建地区や鏝絵の蔵が残る集落を巡るオプショナルツアーも開催されます。なお、1日には弊社代表の佐藤彰啓が基調講演を行います。詳しくは下記リンクをご覧ください。

http://www.minka.or.jp/news/2014/11/2014-in-a943.html

お近くの方、民家の活用にご興味のある方、ぜひ次の連休に足を運んでみてください。

《田園からの風》 ”自然を求め続けた画家”

この記事の投稿者: 総務

2014年10月10日

八ヶ岳南麓の日野春小学校は、少子化の影響で町内の4つの小学校がひとつに統合され、廃校となった。今年春、その遊休校舎が社会福祉と地域の交流施設、山岳画家の美術館として再出発した。

 

五感を研ぎ澄ますために山に登る

 

自然を愛し、自然を求め続けた画家。犬塚勉は、全く無名の画家だった。

1949年生まれ。東京の多摩で育ち、東京学芸大学で美術を学び、美術教師として子どもたちを教えながら、山や丘の風景を描き続けた。五感を研ぎ澄ますために本格的な登山に挑戦し、身体で浴びる自然の息吹そのものを緻密な筆遣いで描いた。森・山・切り株・ブナ・渓谷などをモチーフとした写実的な風景画。

「『感動ある絵を描くこと』、この他には何も望むものはない」と、常々奥さんの陽子さんに語っていた。

1988年9月23日早朝、陽子さんに「いってくるよ」と、寝室のドアを細く開け、すまなさそうな笑顔を残して谷川岳に出かけた。谷川連峰赤谷川から平標山へ向かう途中、悪天候のため遭難。尾根に出たところで力尽きて永眠。帰らぬ人となった。享年38歳。

2008年没後20年に、多くの友人たちによって長野県東御市の小さな美術館で開らかれた展覧会は、静かな話題を呼び、来会者が多くの言葉を残した。

「緻密な絵の中に、風、せせらぎ、香り…、目に見えないものが描かれているようです」「大地の暖かさを感じ、すべてが生きているのだと感じます」。

翌年NHKの日曜美術館「私は自然になりたい」で紹介され、犬塚勉の絵画が広く世に知られるようになった。その後、NHKプロモーションの企画で、東京、京都、広島と各地で巡回個展が開催され、多くの人々を魅了した。

 

緻密に描かれた草木

土の匂い、生命の感動が伝わる

 

犬塚勉の作品のひとつに、「梅雨の晴れ間」がある(本誌目次写真)。どこにもある自然の風景であるが、入念に表した画面からは雨上がりの土の匂いまで伝わってくる。草木の葉、花弁や葉脈まで一つひとつが緻密に描かれている。湿気を含んだ草が光を浴びながら柔らかな色味を放っている。木陰の小さなドクダミやシロつめ草も雨に洗われていきいきしている。作品を見ていると、自分がその風景の中にいるかのような不思議な感覚になる。

ひとつ一つの植物を克明に描く超リアリズムの技法は、写真では表現できない質感を生み出し生命の感動が伝わってくる。

作品「縦走路」(本誌目次写真)は、南アルプス北岳の尾根から尾根への縦走路で大小の小石が克明に描かれている。ひとつとして同じ形の小石はなく、密度が高く山の雰囲気をよく伝えている。

 

南アルプスの麓で暮らす夢

 

犬塚勉の美術展が日野春小学校で実現したきっかけは、たまたま同じ学校で教えていた元同僚が定年退職後、八ヶ岳に移り住み、日野春小活用の取り組みをしていたからである。

描かれたものはすべて、陽子さんにより大切に保管されてきた。200点余りの作品、60冊にのぼるスケッチブックのほか、克明に記録された制作ノートなどが残る。陽子さんは、その保管場所と展示場所を探していたのである。

「犬塚は南アルプスの麓に住み制作することが夢でした。北岳からの帰途、ふと立ち寄った日野春の景観と里の静けさに深く感動し、『日野春はいいところだよ』と何度となく繰り返しておりました」と語る。

制作ノートには、その思いが記されている。

・僕と陽子と愛息嶺と悠との4人暮らし。南アルプスを仰ぎ見つつ彼方に八ヶ岳を臨み、朝な夕なにその雄姿を愛でる。(1985年8月)

・その土地に溶け込んだ生活の中から、その土地の心を描く。土を耕し作物を育てる人、都会でいつか自然に還ろうと思っているすべての人に喜ばれる、そんな絵を描きたい。(1987年8月)

・日野春の丘に居を構え、ほんとうの風景を描く生活に至るためにはどうすればよいのか。(1986年2月)

・絵を見るためには街へ出なければならない。そこがおかしい。絵が見たければ田舎へ来いというあり方。地方の廃校、校舎を使っての個展。(1987年7月)

陽子さんは、「ほんとうに不思議な縁です。二人が求めてやまなかった夢がこんな形で実現できるなんて……」と語る。

(ふるさと情報館 佐藤 彰啓)

長野県◆安曇野エリア/豊科〜安曇野・物件調査に行きました【行楽シーズン】

この記事の投稿者: ふるさと情報館・本部スタッフ

2014年10月8日

安曇野インターそばのおやき屋
秋の行楽シーズンを目前に、各地へ物件調査中です。

先日安曇野エリアに行ってきましたが、豊科インターは安曇野インターへ改称され、まさにこのエリアの玄関口たるランドマークといえるポイントです。

観光や仕事では普段はあまり立ち寄りませんが、インターを降りたところにはマクドナルドや電気のノジマ、ゲームセンターをはじめ、ドコモショップやファミレスなど、都市部でもおなじみの商業施設が集まっています。今回時間があったので、その中にある「あづみ堂」さんに寄ってみました。

「おやき」は別名「やきもち」とも呼ばれ、信州の昔ながらの郷土食です。お店は観光客向けの一般的なお土産屋さんの様相ですが、真ん中に囲炉裏があり、数多くある数種類のおやきをそこで焼いて食べることができます。

囲炉裏の縁に置いてあった感想ノートを見てみると、お土産をもらってから再度自分で買いに来た、など全国からたくさんのコメントがありました。

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※11月号では池田町の定住向き住宅をはじめ、大町市の山里の中の民家物件、昭和初期の田園の家など多数紹介予定です!お楽しみに

大町市に移住すると助成金が!
大町市役所マイホーム取得助成事業/マイホームを取得された皆さんに助成金を贈ります!
↑50歳未満をメインターゲットとしているようですが、年齢制限が無いのはすばらしいと思います!(ほ)
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大きな地図で見る

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信州安曇野・あづみ堂
安曇野インター店

〒399-8201
長野県安曇野市豊科南穂高1115番地
TEL:(0263)71-1400
FAX:(0263)71-1900

http://azumido.jp/

東京◆本部/移住情報・第一次産業に特化した就職情報サイトの紹介

この記事の投稿者: ふるさと情報館・本部スタッフ

2014年10月2日

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東日本大震災をきっかけに都市型のライフスタイルを見直し、里山への移住、「田舎暮らし」を望む人が増えています。本誌を購読する方々の中にもそういった方は多いのではないでしょうか。

また同時に震災は、企業の取り組みや姿勢にも影響を与えたと言えます。社会貢献と利益追求、一見相反するこの永遠の命題を両立させ、適正なサービス提供を行う民間企業の取り組みが目につくようになりました。

今回ご紹介したいのは、第一次産業に特化した就職情報サイト「第一次産業ネット」(本社・東京)。個人農家・農業法人の求人情報だけでなく、農業体験や農業アルバイト、地域移住プログラムまで約4000件を掲載、斡旋しています。

「地方創生」の名の下に、空き家問題、高齢化社会など、今後一層地方が重視され、注目されると言えます。以前であれば国や自治体、NPO法人などが行っていたような事業が、インターネットの整備やソーシャルメディアの普及により、民間企業が各事業の職域の壁を超えて様々な連携を模索しています。ふるさと情報館においても、都会と地方を結ぶ事業として25周年を前に、様々なアンテナをはりながら、本誌会員の皆さんに有益な情報が提供できるよう努力したいと考えています。(ふるさと情報館・本部 星野 努)

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第一次産業ネット
http://www.sangyo.net/

※第一次産業ネットの関連記事広告は『月刊ふるさとネットワーク』10月号27ページに。