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岩手◆遠野/全国どぶろくコンテストが開催されまして【みちのく岩手・新遠野物語】

この記事の投稿者: みちのく岩手事務所/ 佐々木 泰文・佐々木 敬文 

2019年4月15日


先頃、第13回どぶろく研究大会が8年ぶりに遠野市で開催されて、18都道府県の85銘柄が集結して、事例発表やコンテストが行われました。今回のコンテストでは最優秀賞に、さっぱりとした「淡麗」の部で、遠野の第一人者で農家民泊「MILKInn江川」の「開花」が、また濃厚でコクがある「濃芳醇」の部では、新潟県阿賀町の「どぶろく金よし」の「稲穂の香」が選ばれました。

そもそも、小泉首相時代に国の規制緩和策の一環として国の「どぶろく特区」認定制度が始まりで、今や遠野に限らず全国で地域活性化に繋がる取り組みが展開されています。遠野では、農家民宿や町内の旅館・民宿のほか、各道の駅で個性的な「どぶろく」が造られていて、梯子で飲み比べも楽しめます。

とくに、先述の「MILKInn江川」は、遠野市内から車で40分程の早池峰山麓にある牧場と茸を始めとする山の幸やイワナ、ヤマメ、更には狩猟まで幅広く営んでいるので、大自然の御馳走と合せて頂く「どぶろく」は最高です。そのほか、「水光園」「風の丘」等々でも、昼食を兼ねて頂けるところが沢山あるので、遠野にお越しの際は、宿泊先で飲むか、ハンドルキーパー付きでお願いします。(みちのく岩手事務所 佐々木 泰文)

投稿者プロフィール

みちのく岩手事務所/ 佐々木 泰文・佐々木 敬文 
みちのく岩手事務所/ 佐々木 泰文・佐々木 敬文 ふるさと情報館・みちのく岩手事務所 所長・スタッフ
元JA職員で都市と田舎を結ぶ取り組みを約15年担当者として務め、退職を機にふるさと情報館・みちのく岩手事務所所長として一念発起。民話の宝庫・岩手県遠野市在住にて、地元神社の神主としての顔もある。令和3年よりデジタルを駆使して後方支援していた息子も全面的に加わり情報発信いたします。