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岩手◆遠野/おらの街に芥川がきたようでして【みちのく岩手・新遠野物語】

この記事の投稿者: みちのく岩手事務所/佐々木 泰文

2018年3月16日

みちのく岩手事務所は、岩手県遠野市上郷町内に開設して、三年前から皆様への情報発信を行っています。御存知のとおり『遠野物語』を中心とした“民話のふる里”として街おこしをしているところでして、ビール原料のホップ栽培や牛馬、お米を主とした農業も盛んに行われている典型的な田舎です。

ところが、この静かな街に「驚くべきニュース」が舞い込んだのです!

文学の登竜門と言われて名高い「第一五八回芥川賞」を遠野市出身の若竹千佐子さんの『おらおらでひとりいぐも』が受賞したのです!若竹さんは奇しくも上郷町内出身で、私の1歳上の女性でして、中学時代まで同じ学校に通っていた人です!

このニュースが片田舎の「トップニュース」となっているのはもちろんで、小職も早速購入して読んだのですが、これが、遠野弁丸出しで、いとも柔らかく、本音を呼び起こす言葉となって、主人公の心の中を縦横無尽に駆け巡るのです!「死別」、「親子」、「孤独」、「老い」と人生で誰でも避けて通れない心情が生き生きと描き出されています。

まさか、此の町から芥川賞作家が誕生するとは思いませんでしたが、「遠野弁」を味わい、「遠野の山里」を想像しながら、皆様にもお読み頂きたいものです。 (みちのく岩手事務所 佐々木 泰文)

投稿者プロフィール

みちのく岩手事務所/佐々木 泰文
みちのく岩手事務所/佐々木 泰文ふるさと情報館・みちのく岩手事務所 所長
元JA職員で都市と田舎を結ぶ取り組みを約15年担当者として務め、退職を機にふるさと情報館・みちのく岩手事務所所長として一念発起。民話の宝庫・岩手県遠野市在住にて、地元神社の神主としての顔もある。