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岩手◆遠野/空き家調査で分かったことがありまして【みちのく岩手・新遠野物語】

この記事の投稿者: みちのく岩手事務所/ 佐々木 泰文・佐々木 敬文 

2018年2月26日


一昨年に遠野市で実施した空き家等実態調査の結果が発表されました。全国的に増加している空き家、少子高齢化によって世帯数が減少している中で、遠野市内では598棟の空き家があり、その7割が、容易に利用可能な状態の建物と判定されています。

また、アンケート調査では「誰かに貸したいが方法が分からない」「遠くに住んでいてなかなか見に行けない」「高齢になり管理が大変」「相続について相談したい」など、管理・活用について前向きではあるものの、その方法が分からず困惑したり、将来に不安を抱えたりしている所有者が多いことも分かりました。

そこで、遠野市で推奨しているのは、空き家バンクへ登録をして頂き遠野市への移住・定住を希望する人に紹介する仕組みです。市では担当部署の連携交流課で市内への移住・定住を希望する人に情報を提供しています。

平成24年から5年間で市内に51世帯94人の方々が移住しています。当岩手事務所も、遠野市と連携をとりながら、より多くの方々への情報発信と物件案内を進めていきたいと思います。

今後、移住・定住に関わる生活環境の情報や各種の助成制度等をお知らせしていきますので御期待願います。
(みちのく岩手事務所 佐々木 泰文)

投稿者プロフィール

みちのく岩手事務所/ 佐々木 泰文・佐々木 敬文 
みちのく岩手事務所/ 佐々木 泰文・佐々木 敬文 ふるさと情報館・みちのく岩手事務所 所長・スタッフ
元JA職員で都市と田舎を結ぶ取り組みを約15年担当者として務め、退職を機にふるさと情報館・みちのく岩手事務所所長として一念発起。民話の宝庫・岩手県遠野市在住にて、地元神社の神主としての顔もある。令和3年よりデジタルを駆使して後方支援していた息子も全面的に加わり情報発信いたします。