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信州◆安曇野/わくわく道祖神巡り~夫婦でない男と女・ふたりの関係とは?!【発見!AZOOMino】

この記事の投稿者: ふるさと情報館・本部スタッフ

2017年7月13日

今回は、安曇野市内でよく見受けられる石像「道祖神(どうそじん)」のお話です。道祖神とはもともと「塞の神」といわれ、読みの「さい」は「さえぎる」が転じたそう。「幸いの神」「歳の神」と書かれることもあります。集落の中に邪悪なもの、不吉なものが入ってこないよう、守り神として立てられたのがルーツとされ、後に「五穀豊穣」「子孫繁栄」「家内安全」などを祈願する信仰対象となりました。

安曇野エリアを巡っていると、男女一対のご神体が多いようです。夫婦と思われがちですが、実は基本的にこれは 「 き ょ う だ い 」!

杯を酌み交わしているものは「五穀豊穣」「縁結び」、手をつないでいるものは「子孫繁栄」というように、ポーズや持ち物によって、こめられた願いが異なります。穂高地区だけでも83体あるそうで、これは見応えがあります。

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注目は彩色道祖神。青、白、赤など鮮やかな色で表情、着物が塗り分けられています。これは年1回のお祭りで地域の子どもたちが描いているのです。年によって眉毛が太かったり、目が大きかったり、パターンが変わります。地元愛を育む素敵なイベントですね。

穂高駅前の観光情報センターで「道祖神めぐりマップ」を無料配布しています。同じく駅前で自転車を借りて巡るのがおすすめ。ぜひ楽しんでみてください。
(本部・安曇野担当 大澤 憲吾)

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