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岩手◆遠野市/北国の春~大自然との格闘にファイト燃ゆ!【みちのく岩手・新遠野物語】

この記事の投稿者: みちのく岩手事務所/佐々木 泰文

2017年5月8日

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東京の靖国神社の桜が咲き始めたと言うことで、九州、関西よりも先に桜の開花宣言がされた頃、ここ岩手では三陸沖を低気圧が通過して、家の庭にやっと咲いた福寿草に春雪が積もって、瞬く間に一面が冬の雪景色に戻ってしまいました。

岩手県、特に遠野の春は長い冬を越えて、ようやく北海道函館市とほぼ同じころに桜が咲き始めます。自分は根っからの東北人なので、冬は寒くて厳しいとか辛いとか思う前に、「自分の時間」、「家族の時間を楽しめる季節」と思っています。

02雪景色
冬越しに備えて農作物の「土室造り」、「マセ垣」(防風用の垣)や「薪作り」をした後は、家内との「旅行」や「温泉巡り」、趣味でもないが「古文書調べ」や、「読書」が出来るユッタリした時間を満喫。そうしている内に、三寒四温を繰り返しながら、毎年春を迎えています。

先日、北上市和賀町の稲葉神社近くの「ざぜん草」が咲きだしたとの情報を得て見に行ってきました。湿地帯に群生し地表から濃紅色の大きな花が直接咲きだして、花と思われる中に黄色の花芯が見える姿が、お坊さんの座禅の姿に似ていることから「座禅草」と言われているそうですが、一説には雪の中でも花自体が発熱(30℃ぐらい)して雪を溶かしながら生えて来るとの事で、「北国の春」を告げるに相応しく、逞しい花と感心したところです。一つ一つの草木が目を覚ますと、私の周りの自然はたちまち緑に覆われて自然との格闘が待ち受けています。

先ずは、「田植え準備」から「家庭菜園の準備」、「庭の櫟や松の剪定」と一気に忙しくなり、うかうかしていると「草刈」に追われる夏がやってきます。 冬眠中の熊も間もなく動き出しますが、小生も今年の作物と大自然との格闘にファイトが燃えだしてきました。

自然のど真中で健康で暮らせる事に感謝して、今年も頑張るゾー! (みちのく岩手事務所 佐々木 泰文)

稲葉神社近くの「ざぜん草の里」入口。ざぜん草保護のため木道が整備されている。

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投稿者プロフィール

みちのく岩手事務所/佐々木 泰文
みちのく岩手事務所/佐々木 泰文ふるさと情報館・みちのく岩手事務所 所長

元JA職員で都市と田舎を結ぶ取り組みを約15年担当者として務め、退職を機にふるさと情報館・みちのく岩手事務所所長として一念発起。民話の宝庫・岩手県遠野市在住にて、地元神社の神主としての顔もある。