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山梨◆北杜市/2月の八ヶ岳事務所より【八ヶ岳南麓・高根の里だより】

この記事の投稿者: 代表取締役・中村健二

2017年2月14日

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八ヶ岳事務所・中村です。3年前(2014年)の2月、山梨県内は未曾有の大雪に見舞われ、死者重軽傷者数は合わせて112名、家屋の全半壊55棟、一部損壊357棟という甚大な雪禍となったのは記憶に新しいところです。

もともとあまり大雪は降らない山梨県は、気象台のある甲府市でも降って約50cmほどの記録しかありませんでした。

この年は、南岸低気圧がオホーツク海側の寒気を呼び込み、初めて積雪量が甲府市で114センチ、富士河口湖町では143センチという未曽有の大幅な記録を更新、降雪量の少ない地域であるが故に、大雪の対応が遅れ、学校・病院・スーパー・流通といった市民生活はその後数日間マヒ状態に陥ったのは、東京と変わらずご存知の通りです。

いっぽう、干し柿や乾燥イモ、漬け物、玄米備蓄といった食文化や薪ストーブで暖を取る暮らしを継承する農家をはじめ、都会からの移住者の間では、多少の不便さはあっても、ひと冬をゆうに越せるだけのストックが確保できていたため、「不安はあまりなかったよ」という声も多く聞きました。「中村さん、われわれは日々サバイバルしています!」とは八ヶ岳ふるさと倶楽部メンバーのおひとりの弁。

私自身はといえば、前日から東京へ出張しており、高速道路が復旧・開通し、山梨に戻れたのが3日後でした。

不安な気持ちで自宅へ帰ってびっくり。なんと1台分の駐車場スペースと玄関先まで除雪されていました。

八ヶ岳ふるさと倶楽部の方が店舗の除雪の合間にやってくれていました。人と人とのつながりに改めて感謝した次第です。

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平成26年2月14日から15日の大雪に関する山梨県気象速報(PDF)
http://www.jma-net.go.jp/tokyo/sub_index/bosai/disaster/20140214/20140214_kofu.pdf

投稿者プロフィール

代表取締役・中村健二
代表取締役・中村健二(株)ラーバン代表取締役 兼 八ヶ岳事務所所長
静岡県浜松市(旧三ヶ日町)出身
私自身も八ヶ岳南麓に移住し都会で暮らしたままでは得られないたくさんのことを手にしました。山梨峡北地域の8町村が合併、北杜市が誕生し八ヶ岳一帯の物件のことはもちろん、暮らしや気候、何でもお答えいたします。